秘境 苗場山周辺の農産物直売所、温泉、食事処はココだ!
もくじ
秘境。集落をまたいでたどり着く。

百名山の苗場山。美しき天空の楽園と呼ばれ、テレビではNHKをはじめ、百名山番組がしょっちゅう流れているから登山者も多く、お店もあるでしょう…と思っていたのですが、間違いでした(;^ω^)
一般的に、苗場山登山というとガーラ湯沢インターから近い、 秡川 (はらいがわ) 登山口から登るルートがメジャーですが、小屋で一泊する私たちは時間に余裕もあり、秡川登山口の反対側、小赤沢コース三合目登山口 からの登りを企画。祓川から入って小赤沢へ抜けるルートも良いですね。ちょっと足の確保がタイヘンかもしれませんが…
小赤沢コース三合目登山口を選ぶメリットは山深さを体感し、清津峡や秘湯がたくさんある事。山を下りた後の楽しみ満載です。
太平洋より日本海が近い豪雪地帯。クネクネと続く山道に大きくせり出した庇のトンネルが、集落の三角屋根が、一階が雪に埋まることを想定した造りが過酷さを物語っています。
数年前に大雪で通行止めの為、集落が孤立したというのがこの辺りと聞いて納得です。
登山口周辺にコンビニはありません



地図中央が苗場山です。 小赤沢コース三合目登山口駐車場は無料で、トイレもあります。トイレは比較的きれいな公衆トイレです。
コンビニに行くなら 津南町のファミリーマーとかセブンイレブンが小赤沢コース三合目登山口の最寄になります。
ファミマの天然水は津南町



たまたま家を出て買って飲みながら来ていたミネラルウオーターが津南と書かれていて気が付いた偶然。超軟水だそうです。ファミリーマートで全国展開中。
野菜直売所ごっつお市は貴重な買い物どころ。魚沼産こしひかり、きのこ、アスパラがおすすめ!















他にも商品はたくさんありましたが、こんな感じでローカルな農産物が購入可能でした。苗場山自然体験交流センター₍苗場山山頂ヒュッテ₎で自炊をする方にはお勧め。米が無くて、買えないだろうと諦めてコンビニで買ってきたのが悔やまれました。
Googleで調べてみると、ごっつお市「廃業」だが、直売所はやっている
となっていました。Googleでは食堂併設のようでした。いまは直売所のみで営業しているようです(Googleには情報改善依頼を出しました)ごっつお市 電話で確認してみてください。
購入したアスパラは苗場山山頂でこうなりました↓



私たちは苗場山に登り、苗場山自然体験交流センター ₍苗場山山頂ヒュッテ)に宿泊し、美しき天空の楽園の岩塩プレート焼肉が目的でした。山頂は残雪の雪原と池塘が点在し、下界とは違う季節感でした。苗場山登山のブログはコチラ、天空の楽園の朝を上空から撮影したドローンの映像を含む後編はコチラ。
見玉直売所もあります。



Googleではこちらが営業中で情報も多いです。
苗場山自然体験交流センターや、キャンプされる方はこちらの方が食材入手にいいかもしれません。お蕎麦も食べられるみたいです。次回寄りたい。
日帰り温泉 休業、廃業もあり得るので電話で確認が必要。



要注意の臨時休業、土日のみの営業
小赤沢コース三合目登山口から近い日帰り温泉は近隣に数多く表示されるのですが、実際に営業をしているのかどうかの電話確認をした方が無難です。過疎化が進んでいて、Googleの情報も更新されているか微妙です。電話で確認が無難です。



私たちは平日の6月下旬に屋敷温泉秀青館へ行きましたが臨時休業。楽養館は休み。近隣の温泉は電話で探しましたが、土日のみの営業、スキーシーズンのみの営業、断水で地区ごとダウンなど、連敗。
前もって営業しているかはネットで調べておくのですが、土日、季節で営業しないとか、細かく情報が更新されていないホームページも多いです。お気を付けください。
河原を掘って温泉。珍しい天然温泉の切明温泉がある。
実は 小赤沢コース三合目登山口からほど近いところに、営業時間関係なし、河原に降りてスコップで掘ると温泉という切明温泉があります。
しかし…入口も、脱衣所も何もないらしい。野性味あふれる設定に非常に興味深かったのですが、今回のパーティも男女混合で…断念しました。



結東温泉 秋山郷萌木の里へ
下山後に汗で濡れたカラダでいつ風呂に入れるかわからないのはツライ。インターまでの間で温泉を検索し、順番に電話してようやく決定。雪で露天風呂が壊れて使えないと聞きましたが、とにかく汗を流したかった。
ログハウス的なデザインで、コレ温泉?という建物。平日の午後で人気もなく、空いていました。
露天はなくとも、内湯は山並みを見ながらの景色で硫黄の香りの透明なお湯でかなり癒されました。想像以上にいいお湯で、満足できました。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性温泉)だそうです。
萌木の里は食事処も併設
食事処も併設されていたので、風呂上がりにご飯にしました。 津南町まで行って飲食店を探すことを考えると、ここでイイよねとなりました。






地元の食材がふんだんに盛り込まれたメニューで、舞茸の舞茸丼、秋山豆腐の豆腐カツ、地元ブランド豚のとんかつ、お米は地元魚沼産のコシヒカリとお値段的に1000円前後ではありましたが、とてもおいしく、お風呂同様に期待以上のおいしさでした。
写真のとんかつは地元のブランド豚を使ったもの。みそだれです。ごはんは大盛100円増しで1,200円? 薄めの衣でカリっとおいしかったです!
山奥を感じつつの茶屋 へいけ茶屋
ふつうに温泉が赤沢の近くで入ることができたなら、食事はここが面白そう。
新潟の橋50選にも入っているという、赤いアーチが美しい 前倉橋のたもとにあり、山菜そばやイワナが炭火焼で食べられるとあります。野菜類も売っている様子が車から見えました。登山前に食材を補強するにもいいかもしれません。
ココで食材を買って川切温泉の河原で風呂とイワナ食べるとかできたら楽しそう。
津南手前の味処大平
リサーチが甘く、この店に気が付かなかったことを後悔しています。数多く見かけたそば畑。その蕎麦で打たれたヘギ蕎麦がこのお店で食べられたとは…



まとめ 過疎化で廃業が多いが、湯もよく、コメ、野菜など食べ物が美味しい!
過疎化がすすんで津南から先はお店がありませんけど、ないわけではありません。電話で事前に確認し、土地の食べ物や温泉を満喫したい。買うなら大手資本のコンビニに金を落とさず、地元のお店に払いたいと私は思います。
ちょっと調べておかないと使えないよ…とも今回思いました。今後も苗場山周辺の素晴らしい自然を享受できるようにお店にも頑張っていただきたいなと思いました。あーそば喰いたかった。
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