ちちんぶいぶい秩父鎖場地獄。両神山はスリリングな百名山

埼玉県の山と聞いて、油断してはいけません。秩父の西の百名山である両神山はほぼ垂直な壁ばかりのスリル満点の山でした。登ってみれば納得のスリルと迫力の百名山でした。

上落合橋から登る

毎度の平日、海老名で集合し、両神山へのアプローチは中央自動車道を勝沼インターで降りて、甲州市側から上落合橋までマイカー。神奈川、東京方面からだとこの登山口を目指すと思います。上落合橋には6-7台は停められるスペースがあり、平日の7時前には一台も停まっていませんでした。

上落合橋~八丁峠はふつう。その先は鎖場地獄

八丁峠までは意外とふつうに出られました。6月5日、新緑から初夏に移り行く秩父の緑を眺めてののぼり。

八丁峠の警告

八丁峠分岐
八丁峠分岐

山を登る前に見る地図のルート解説に「稜線に一部鎖場があります」と時々見ますが、両神山の警告は「この先鎖場が続く難コース」で、「初心者向きではありません」とあり、この先の一部ではなく全部です。     

鎖場の連続を警告。八丁峠の警告板
鎖場の連続を警告。八丁峠の警告板

初心者はベンチで休んで帰るべし

この先に進んだから言いますが、八丁峠までの登りが険しいと感じたらここで引き返さなければヤバいです。それが初心者だと判断するヒントだと私は思います。初心者の方は標識の少し上にテーブルとベンチがありますからそこで一休みして帰りましょう。十分に山を感じたはずです。

両神山は稜線に出たら、往復4時間、基本的に全て鎖場だと思った方がいいです。西岳、東岳を経て2.6㎞、八丁峠の掲示板の足元に往復4時間10分とありました。

ヘルメット装着で鎖場地獄に突入。

始まった!とワクワクの鎖場
始まった!とワクワクの鎖場

鎖の数、28本⁉

次々と壁。まさに直登…
次々と壁。まさに直登…

この日の天気は晴れ。ですが、目の前の壁をどうよじ登るかを繰り返しているとあまり眺望は気にならなかったです。気温は25℃くらいかな。気が付くと汗だく。ヘルメットの下には汗止めのヘアバンドや手ぬぐいが必要。

登り切っては壁に直面するけど、急に視界が開けると心躍る
登り切っては壁に直面する事がほとんだから、急に視界が開けると心躍る
登ってはガンガン降りる両神山
登ってはガンガン降りる両神山
水平距離はわずかなすぐそこへ行くのがタイヘン
水平距離はわずかなすぐそこへ行くのがタイヘン
ダイナミックに登る!
ダイナミックに登る!
急峻な崖に花が咲く
急峻な崖に花が咲く
行蔵坊で一休み
行蔵坊で一休み

写真、立て続けに見て、いかがですか?結構激しいんです。でも、まだ西岳手前。ココから更に鎖場はヒートアップ…

鎖はひとりづつ順番に
いいよー!鎖はひとりづつ順番に

怖がって壁にしがみつきすぎると、次に足を延ばす先が見当たらなくて行き詰まります。鎖で、四肢でカラダを安定させつつ、壁から上体を起こして次の足場を探す。視野を広くみれる余裕が出てくると恐怖心は克服でき、ビビらなくなります。忘れてましたが、カラダで思い出しました(笑)

長ーい鎖は下が見えません。結果としてビルの二階分くらいはあります。

ガッツリ鎖をつかんで行くか、四肢を伸ばして岩にへばりつくか、鎖はバランスとりに持つかを考えながらの山行。一人ずつ安全に、声を掛け合って。

落石も意図せずに起こります。「らーく!」

小石であっても壁から上体をそらしているときに落石が顔に当たったら転落の恐れがあるので気が抜けません。

平日に登山した我々はこの日、全部で他に4-5組くらいの登山者と会いました。険しい鎖場の尾根道は一本で、八丁峠から両神山まで行って帰るには道を譲りあうしかありません。土日は時間に待つ時間を考慮しないと日が暮れてしまいそうです。ご注意ください。

背景の道まで降りるんです。次の足場を探す…
結果的に背景の道まで降りるんです。一本の鎖で…
つかみどころのない岩斜面…鎖だけが頼り
つかみどころのない岩斜面…鎖だけが頼り

高所恐怖症の人は無理ですね。

完全にナイフリッジ…落ち着いて…!

ピークとピークの間の急峻な谷間をキレットというと思うのですが、両神山はキレットだらけで、名前がないキレット多数。木陰で下から吹き上げる風でクールダウンが気持ちいい。

遠景はカスミ、尾根を越えようとするガスで出て良く見えませんでしたが、尾根の前後が見えて歩けたのでハッピーでした。

コレを超えたらそろそろ東岳でしょ?×3回くらい

東岳にはテーブルとベンチがある…らしい。壁を登るたびに探しましたよ…

そして容赦ない壁。鎖が天に伸びてる(笑)
そして容赦ない壁。鎖が天に伸びてる(笑)

↓登ったとこからの振り返りが…

東岳から西岳のキレット
広角レンズでも入りきらない急角度。西岳のキレットを振り返る

ついに東岳へ到達!

ココしかない!というランチポイント東岳
ココしかない!というランチポイント東岳でランチ

百名山でありながらも2時間以上ベンチがない。いや、そんな平地はないのが両神山。そして、このテーブルとイスはいったいどうしたんでしょうね…ヘリでしょうか…そうですよね?

ランチタイム以降の後編

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