非自立式NaturehikeTaga2は非公式に自立する。

中華テント 二人用総重量1.4キロで1万4000円を買うまで

ダメ元で買った中華ブランド大手、ネイチャーハイクtaga2が思った以上にしっかりした作りで、快適です。二人用1.4キロで1万4000円は以前では考えられないスペックです。最終的にネイチャーハイクタガ2にしたわけですが、実は構造的に面白いなと狙ったアメリカガレージブランドのテントと構造が瓜二つだった…

中華テントのブランド力は最低だが、コスパは最強

2000年前後の中華テントは酷かった。重い、チャックが壊れる、かさばるなどの欠点を抱えていたけど、チャリ旅では使えました。2020年、アウトドアにも高品質低価格の中華製品が増え、私の中のアウトドア中華ブランドに対する評価が変わってきています。私が局地的な厳しい環境下でテント泊をしないという前提が重要ではありますが、実際に、タガ2で寝泊まりして、今では普通に名の知れたメーカー品を買うのがバカバカしくなった。そう思うにいたる過程を以下に記します。

私はここ数年ツェルト愛用者

非常用のツエルト、本体はわずか280gで張縄、ペグを含めても400gの重さとストック2本で泊まれるツェルト。「非常用」と使ってこなかったのですが、ツエルト以上に軽いテントは無く、悪天候でなければ十分に寝られる。そうなると、軽さはツエルトで、快適性を求めるテントが欲しくなるのでした。

シングルウオールでいい。コレがワタシの結論。ダブルウオールでも結露するときはする。逆に、シングルでも結露しない事も多い。ゆえに、軽いシングルでイイ。

根性系ウルトラライト ツエルト
使い慣れると不自由を楽しめるツエルト
ツエルト泊
テントの外で夜を楽しむなら、ツエルトでも十分。

肘ついて絶景をゴロゴロ眺めるのに対応するテント形状は…

テントから絶景を眺めるのがスキなんです。座って、寝転んで…ゴロゴロと。

お茶入れて、お散歩して、地図を眺める時間。稜線でなくとも、海でも、草原でも気持ちがいいものです。

ふもとっぱら
のんびりと屋外を楽しむ居住空間・テント

私がゴロゴロできるのは2人用。そして、横になって肘ついて眺めるには長辺側に入口が必須なので、↓こんな形状が理想的。

FreeLite 2 Person Tent
ベーシックな形状 MSRフリーライト2

形状が決まると超軽量のモノと高いモノはすぐに見つかる。のですが、値段と軽さはだいたい比例します。定評のあるMSRで1,140gで74,800円。高くないですか?私は到底買おうとは思わない金額。視野を広げて検索開始。

ダブルウオール信仰

テントなんてそう買い換えるモノではありませんから、どうせならばよいモノを、結露もしないモノが良いと考えるのは当然です。しかし、シングルでもダブルウオールでも結露するときはするんです。自分が持てる重さと、予算と相談するのが一番大事だと私は思います。アウトドアサイトの「やっぱりダブルウオールの新しいテントだな…」と思わせて買わせる記事に乗せられてはいけない。ツエルトユーザーからすると、布教に聞こえる。しかし、一流っメーカーは一流たる商品を作るのも事実。割り切るところとこだわるポイントが持てれば道具選びがしやすくなりますよ。

ちなみに、わたしは近年はペナペナの布一枚、シングルウオールのツエルトがメイン、それまでは20年ダブルウオールテントでした。ダブルウオールならば絶対安心とはならないし、簡易テントのツエルトでも激しい雨に降られなければ快適なことも分かりました。軽さとコンパクトさのシングルウオールのメリットをもっと見つめた方が良いと私は思います。雨なら山小屋泊という選択肢を持つとホント、山中泊はツエルトが体力面で不安を感じるワタシには良いのです。

自立式、非自立式、半自立式

大地にペグを打って、テントを固定しないと自立しないのが非自立式、半自立式。ポールを組むだけで自立するのが自立式です。自立式の方がテントサイトでペグが刺さらなくても大丈夫なので、場所を選びませんから、自立式がベターです。しかし、ペグが刺さらないテントサイトって岩稜帯など、ありますけど、極めて稀だと思うので、あまり気にしません₍もちろん登る前に調べますけど₎。

米国サイトに理想的な、半自立と自立式のハイブリッドを発見

…国内アウトドアサイトで紹介しているものはみんな高いので、まいどの海外サイトを探す…。慣れてしまえばAmazonと大して変わりません。新発見があるし、面白いです。2019ベストバイ軽量テントなどを見ますと、日本では聞かないメーカーが賞を受賞してて刺激的。あ、これいいなー!

アメリカtarptentという小さなメーカーでアウトドアサイトで高評価。1.2㎏で299ドル。半自立式でシルエット、ポールを使って自立もする構造もイカス!…だったのですが…

なんと送料が52.7ドル。33,000円弱の商品に6,000円の送料で4万手前か…で意気消沈。ヨーロッパからの個人輸入ではそこまでかからない事が多いのに…アメリカ発は送料がネックになることが多いです。Amazonにすら出品していない小さいメーカーだったのが痛。

残念。しかし、面白い商品に出会えるのが国外のサイト。構造や素材の使い方が見ていて面白い。

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これも少し気になる…
ツエルトの進化版で680gで200ドル

中華ブランドに目を向ける

Google、Amazonにはない商品探索。得意のe-bay、Alliexpressで バーナー類、アイゼン、手袋、靴下…何気に中国大陸のアウトドアブランドを愛用しているワタシ。ならばテントも…と探すとあるある。

どこかで見たなぁ(笑)って構造のテントが多数。いかにも新しいデザイン構造のモデルが多く、何となくクセのあるロゴ…。メーカーはいくつもあるが、西洋人をモデルに、新素材をふんだんに使用しているのが3Fとnaturehike。

3Fはもう少しマークがカッコよければ買うんだけど…もう一つなんだ。その点、naturehikeのデザインは中華っぽさがにおわない。

ネイチャーハイクより

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aliexpressより naturehike Tagar

形状、対水圧、メッシュ…スペック問題なし。これでお値段114ドル。今日のレートで12,500円弱。

重さはMSR同等の約1.2㎏で価格は1/6

(笑)うーん安すぎじゃねーか?何かあるのかなと?よく読むと自立式ではないので、ペグ打ちが必要。それくらいはしょうがない。ツエルトに比べたら簡単に張れるでしょう。高い自立式MSRと同等の重さだと、もはや関係なしに安い。

色々な中華メーカーアウトドア用品を使ってきた経験からは、たぶん大丈夫。そして、構造が極めてオーソドックスな構成な分、素材の重さが重量に反映される。そして、重さは嘘つけないから試す価値はあるかなと。しかし、剛性、縫合は…どうかなぁ(笑) 

もしかして、この構造…tarptent社のDouble Rainbowモデルと同じか???

ストックを使って自立させるtarptent  Double Rainbow

送料が高くってあきらめたtarptentのDouble Rainbowと構造がもしかして一緒ではないか??ってことはストックを活用した自立方法が使える可能性があるゾ…

横幅はネイチャーハイクが少し短い125㎝

まあ、試すしかないなぁ(笑) ネイチャーハイクが軽く、安いけど、あまりそそらなかったのですが、ポール活用自立ができるかもしれんとなったとたん、好奇心がムラムラと隆起。

1/18に商品が到着、1/21にテストソロ山泊に行ってきました。予想以上にイイ‼

パクリ+新素材+中華価格力

舐めちゃいかん。世界のあらゆる製造物の大半は中国製。昔はもっと怪しげで、頼りないイメージでしたが…。真面目に作りこむメーカーも出てきた。

パクリとは言い過ぎかもしれないし、怒られるかもしれないが、先に示したように、terptentとtaga2は構造が同じだ。だがね、クロスフレームのテントなんてみんな同じ構造なわけで、それを責めてはいけないと思うんですよ。テスト泊の様子はコチラぜひご覧ください。

フレームザックとnaturehike taga2
フレームザックとnaturehike taga2

実際にtaga2で寝て思う。全く問題なし。テントも中華でOK

構造が簡単なテントの方が製品を真似しやすいのは明白。

東レなど素材メーカーから生地を買って製品化してるのは商品説明でわかる。つまり、軽さと布地の性能はメジャー企業と一緒。

あとは構造と裁断、縫製の違いでしょうが、シンプルで動かないテントという製品ではあまり差が出ないのでは…とワタシは考えます。

パクリかどうかは別として、コスパの視点からネイチャーハイクの山岳用テントは優れていると思います。

防水性、耐久性、使い勝手は今後のブログをご覧ください。

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