コロナ禍の山小屋泊 インナーシーツ等、コロナ対策まとめ

緊急事態宣言がコロナがいまだ収束せず、go toキャンペーンの一方で、お盆の帰省はご遠慮くださいという状況。山は行っていいの?山小屋はいま、どうなっているの?と思い、調べてみました。

まずは緊急事態宣言後、「登山自粛」であった日本山岳会のホームページから。

YouTube「これからの山登り」日本山岳ガイド協会 

公益社団法人日本山岳会

動画に医師も出て来て、鎖場、トイレ、狭い登山道でのすれ違いなど、登山中の感染の可能性を具体的に示し、対策を講じていて、わかりやすい。

トイレは携帯トイレに触れるのに「これからの山登り」に山小屋泊についての説明がない。

日本山岳会の動画は分かりやすかったが、山小屋については触れていない。山小屋は泊まることはなくとも、日帰り登山者にはトイレ、水、食料などを入手できる場所であり、緊急時避難、待避所でもある。日本山岳会からなにか指針があるのかと思ったのだが…。

「コロナ 山小屋 対策」で検索したところ、YouTubeに以下の動画を見つけた。

コロナ禍の山小屋と登山について考える | 三俣山荘オーナー:伊藤圭さん / 山岳ライター:高橋庄太郎さん / YAMAP 代表:春山慶彦 【LIVE】2020/06/03

2020/06/03の動画。その前に、三俣山荘の場所はこちら↓まさに山の中。

日帰りの山の山小屋とは違う、利用できなくなると致命的な場所にある小屋の主人、山岳ライター高橋庄太郎さん、YAMAP代表、春山慶彦さんの対談。なるほどの連続でした。

個人的に動画を見ながら気になったところを抜いています。

国立公園のインフラとしての山小屋の機能。山小屋は単なる宿泊施設ではない。

登山道の整備、水場の確保。国立公園の中にあり、登山道の整備、救助にもかかわる山小屋だが、コロナ下において、山小屋の維持のための援助費用が足りていない。小屋を一度閉めてしまうと水場、登山道の維持ができなくなる小屋も多いそう。行政の窓口もなく、小屋にできるのは宿泊費しかないが、そこはできる限りあげない方向。しかし、現状のお金の巡りでは山小屋サービスの縮小が考えられるところに来ている。

不要不急の山登りであり、登山者は来なくても、山小屋自体は宿泊外の機能は保つ必要性があると。そこであけておくならば、補助金がないならば、厳しいながらもコロナ対策をしつつ登山者は受け入れる。

山小屋から登山者へのお願い

健康な人の登山、消毒、マスクの徹底。インナーシーツの常識化、枕カバーを山小屋界では推進したい。布団消毒ができない、洗濯ができないゆえの対策。完全予約制でソーシャルディスタンスの確保。

行政側からの登山者への提言をしてほしい→山小屋は高齢者の利用割合が多く、行政から発信してもらった方が高齢者登山者には良く効く。

北アルプス山小屋公友会 北アルプスの注意情報が閲覧可能

山小屋のネットワークというのがあるのかなと調べて知った北アルプス山小屋公友会。県を超えた北アルプスの情報が集まっています。

北アルプス山小屋協会「山小屋における新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」(PDF)

小屋の休業、駐車場の閉鎖はかなり多いようです。念入りな計画が必要ですね。特に水の確保は水場が使えない可能性も含め、すべて背負うくらいの覚悟が必要かもしれません。

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インナーシーツの使用を呼びかける記述は見当たりませんでした。持っていない人がほとんどでしょう…

以前、どこの小屋か忘れましたが、宿泊受付時にタオルを渡され、布団に触れるところ、枕カバーとして使ってくださいという小屋がありました。少しでも衛生的に協力ということを考えると、インナーシーツの用意まではいかなくとも、何か提案があってもよいような気がします。

誰もが持っているもので、工夫はできないモノか…

山小屋寝具を衛生的に使うための提案

動画を見て、こういうことをすると小屋の人の負担にもならずに、感染防止ができるかなと、ふと浮かんだ私のアイデアです。

Tシャツを枕カバーに

着替えのTシャツを枕カバーとして使かう。誰もが持つ着替え。山小屋で枕カバーの洗濯が容易でない事はだれもがわかる事。また、使い捨てではゴミが出ますから、ビニール袋に枕を入れて、それをTシャツでくるんで枕カバーにすれば清潔でゴミも出ません。

不織布をシーツに

インナーシーツの義務化はすこしハードルが高いと思いました。不織布のシーツの持参をお願いするというのはどうでしょうか。100均に園芸用とかもありまして、防寒用に使えるのではと目をつけていた素材、不織布。布団の顔付近、手の触れる上だけでも直接触れないように不織布で覆う。安く、衛生的に使い捨てられ、しかも軽いので山小屋使用時に良いのではと思うのですが、皆さんいかがですか?

既に山小屋の中には白馬山荘のように不織布セットを小屋で販売している小屋もあるようです。

旅行用のシーツで発見しました↓

ひとパッケージの重さ、1セットの畳まれた大きさ、重さがわからなかったので、Amazonで販売者へ商品質問をしてみました。

8/10山の日のNEWS 苦境の山小屋“支援の輪”広がる コロナ禍の夏休み

高尾山の状況、黒百合ヒュッテの昨年と今年の比較映像、長野県、県内山小屋150への一律30万円の支給など。

前出のコロナ禍の山小屋と登山について考える | 三俣山荘オーナー:伊藤圭さん / 山岳ライター:高橋庄太郎さん / YAMAP 代表:春山慶彦 【LIVE】動画に出ていた三俣山荘の予約状況(8/11のスクショ)

上のニュース、黒百合ヒュッテの宿泊準備、対策の様子でもお客さんが来ないと言っていましたね。三俣山荘はお盆が終わるまでは土日も予約不可ですが、それ以外は比較的余裕があるようですね。

日本最大の山小屋、世界の山小屋のコロナに対する注意書き

こちらは日本最大の800人収容(平常時)の白馬山荘。インナーシーツ持参のお願い、不織布シーツ・カバー・枕カバー三点セットの販売が明記されています。小屋の独自ルールがあるか、利用前には予約と共に確認しましょう。

白馬山荘HPより

ところ変わればルールも変わる?

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マッターホルンの山小屋のコロナに関する注意書き

私たちの山小屋には健康状態で来い。

寝る空間を予約しろ。予約なしには宿泊できない。

どうか自分の寝袋、消毒剤もしくは石鹸、マスクをおもちください。

ゴミ袋は谷へ持ち帰れ。

シンプル。マッターホルン小屋も寝袋持参なのですね。

ちなみに8人部屋の相部屋でひとり17,350円(8/11レート)でThe liner for sleeping is mandatory!スリーピングライナーは必須!と改めて注意書き。VISAとマスターのクレカが使えるのか…へえ。

終わりに

ワタシはなにか後ろめたいままに山に登りたくないなと今も思っていて、仕事のスケジュール的にも夏山に行けずにいました。しかし、山小屋の意味合い、三俣山荘伊藤さん達の動画を見て、山小屋の存続を考えると、適切に身を守っての小屋泊は良いのかもしれないと考えを改めました。クラウドファンディングなどもありますが、山小屋の機能、苦労を知り、理解を深めて、気持ちよく安全に山小屋を利用する事も大事だなぁと思いました。

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