スリーピングマット

エクスペド極厚新マットとサーマレストZライトソルR値の違い

古豪?クローズドセルマットに新製品登場

パット見、流行りのポコポコマットだが…

エアマットは素材が軽く、薄くなり、よりコンパクトに収納。断熱材プリマロフトが入って断熱性R値もあがりました。それでもなお、クローズドセルマット派が一定数いるのはパンクしない安心と性能、手頃な価格があるからではないでしょうか。

しかし、、、クローズドセルマットは、色はともかく、エアマットほどにわかりやすい進化を感じることはなく、定番、シブい、玄人好みなんて、言われてきた印象が私にあります。ゆえに、「古豪」とさせていただきました。

エクスペドのこの商品、パッと見、何が新しいのかわからなかったのですが…

EXPEDフレックスマットプラス厚み3.8㎝R値2.2

ここからEXPEDホームページのフレックスマットプラスの説明のコピペ

エクスペドマット FlexMat Plus M

パンクの心配のない素早く展開できる3.8cm厚クローズドセルマット 品番:395355

税抜価格:¥ 6,000 -
厚さ3.8 cm / 1.5インチのフォームを備えたフレックスマット プラスは、最も厚い、最も快適なクローズドセルマットです。単独での使用以外にも非常に用途が広く、インフレータブルマットの暖かさとパンク防止をサポートします。 折りたたみフォームにより、キャンプのセットアップが簡単になります。

●3.8cmの厚みがある暖かく快適な折りたたむことができるクローズドセルマット
●軽量、丈夫、多目的
●エントリーユーザーからミニマリストまで幅広く対応
●インフレータブルマットととの併用でより暖かく、パンクを防止
●エコフレンドリーでありつつ高い品質の素材

SPECIFICATIONS 特徴サイズ:183×52×3.8cm
重量:480g
収納サイズ:13×52×18cm
R値:2.2 (ASTM F3340)
対応下限温度:2℃

https://youtu.be/sWWKJlLZZR4

コピペ終了。

エクスペドは厚み3.8㎝を強くアピールしている

ウルトラライト系のクローズドセルマットが5ミリだとか…軽いとは言え、そんなので寒いよね?ストイックすぎない?背中痛いよね…と思っていたワタシに衝撃的な温厚な厚み。クッション性、断熱性もあって快適そうです。収納性は当然落ちるだろうけど…。

見た目、それほど厚いとは見えないですね。

EXPEDオフィシャルサイトより 男とポコポコのサイズに注目

比較対象はサーマレストZライトソルとニーモスイッチバック

ド定番と比べるのが新商品を知る上では早い。

  • サイズ:51×183×2cm
  • 重量:410g
  • 素材:軽量EVAフォーム
  • 収納サイズ:51×15×13cm
  • R値:2.6

私が大学ワンゲルしてた1990年代以前からずっと定番のサーマレスト。ホームセンター、山屋の安い青いウレタンに銀マット私、貧乏学生には先輩のサーマレストは実に温かく寝やすいと感じたなぁ。この寝心地が独自構造の凸凹、断熱効果によるもので、多くの登山者の定番になっていったと思われます。

created by Rinker
ニーモイクイップメント(NEMO)
¥7,150 (2021/08/01 01:20:30時点 Amazon調べ-詳細)
  • サイズ:183cm(長さ)×51cm(幅)
  • 厚 さ:2.3cm
  • 重 量:415g
  • 収納サイズ:13×14×51cm
  • 素 材:ポリエチレン

近年の登山系雑誌、ウェブサイトでは山用クローズドセルマットはニーモが取り上げられている印象。オレンジ色でポコポコ配列にデザイン美を感じた人も多いのでは?サーマレストの牙城に切り込んだ感じです。

 

厚み対決 2.0㎝<2.3㎝≪3.8㎝ Expedフレックスマットプラスの圧勝

ExpedはサーマレストとNemoの2大定番とハッキリと違うスペックをマット厚で打ち出したのだなとよく分かる。たしかに似たようなクローズドセルマットばかりで、王者Zライトソルの二倍近い厚みはどんな寝心地なのか気になるきになるで、お取り寄せ。183㎝のフルサイズは売り切れだったためと、ショート120㎝を使ったことがないのでショートのフレックスマットプラスXSを日本のオフィシャルサイトから入手。

 

ショート120㎝を取り寄せ。間違ってフルサイズが来たと思った

到着したフレックスマットプラスXSはまるでフルサイズが来たと錯覚させるサイズだった。パタパタと広げると短い120㎝で不思議な感覚。厚みに注目してスペック比較すると納得でした。

収納:Zライトソルのフルサイズ=フレックスマットのショート

大きさ比較。結果から言うと長さは3つとも183㎝で比べた収納体積はNemoが最も少ない。厚みでいうとNemo14㎝で415g、Zライトソル15㎝で410g、フレックスマットプラス18㎝で480g。並べて見比べてみると、

フレックスマットプラスM 収納サイズ:52×13×18cm 480g

Zライトソル       収納サイズ:51×13×15cm 410g

Nemoスイッチバック    収納サイズ:51×13×14cm 415g

さて、ここでショートXSのスペックをみてみよう。

フレックスマットプラスXS 収納サイズ:52×13×15cm 315g

コレってZライトソルのフルサイズと同じ。新たな判断基準が一つ見つかった。同じの体積なら、フルサイズの183㎝のZライトソルにするか、厚みがあって快適のフレックスマットプラスの120㎝にするか…である。

後発組らしく、エクスペドはかなり大胆な商品開発。

短いショートでいいから厚みをもたせて快適重視マットという新たな選択肢の出現です。

R値 実はメーカーで測定方法がバラバラ! EXPEDが元祖

R値って2.2と2.6だと、2.6のほうが断熱性が高くて温かいという指標にしているけど、それは同一メーカー内では言えるが、メーカーが異なると比較ができないって、意外と知られていない。R値はもともとEXPEDが初めた指標で、後に各メーカーが独自の測定結果で公示している似すぎず、統一規格ではないんです。オイオイですよね。で、後発組のNemoはR値発表せずというスタンスで実際のところ、ちゃんとした断熱効果の比較ができない参考値になっていたんです。

当ブログ作成に当たり、EXPEDホームページをみていたら、そのバラバラなR値の測定法がアウトドアメーカーの規格として新たに決まったという話が出ていました。

EXPEDが統一規格の基軸になる動き  R値の新基準について

私たちEXPEDはスリーピングマットの断熱性を示す値R値の計測において、新基準ASTM F3340規格を導入します。
これはEXPEDをはじめとしたアウトドアギアメーカーの仲間たちと規格設定機関ASTMとが共同でスリーピングマットのR値計測を行うものです。これによりアウトドア愛好家の皆様が、メーカー・ブランド問わず全てのスリーピングマットの断熱性を比較することが可能になりました。そしてこの新基準はとても光栄なことに、EXPEDとスイス連邦材料試験研究所(EMPA)とが約20年共に行なってきた研究がベースとなっています。EXPEDは先導的役割を担えたことを誇りに思うと同時に、アウトドアでの睡眠がより良いものになることを楽しみにしています。


【R値のテスト方法】

 

しかし、新規格でR値を公表しているメーカーはまだまだ少ない

私が検索したところ、SEA to SUMMITがヒットしたけど、まだまだ浸透していない模様。で、アメリカのサイトに新規格での計測結果を載せているページが有り、規格前、後の比較が出ている。

新基準R値ASTM F3340規格で比較 波乱!EXPEDがR値2.2で優勝

当ブログであげた3つも測定結果が出ていた。記事は2020年1月。

New Sleeping Pad R-Value has Arrived

ZライトソルはサーマレストR値2.6→F3340規格R値2.0

NemoスイッチバックはR値非公表→F3340規格R値2.0

EXPEDフレックスマットプラスF3340R値2.2(新規格後の商品)

結構衝撃的。Zライトソル2.6→2.0は厳しい結果。NemoスイッチバックはZライトソル同等にナルホド。フレックスマットプラスは厚みの分さすがというべき結果ですね。表を見ると新規格でR値がダウンしているモデルが多いが、一概に言えないようです。サーマレストは先のZライトソルが2.6から2.0に落としたのに、最新計量高価なネオエアーXライトが3.2→4.2と1.0も増えているのです。

新規格のR測定法ですべてのR値表示を統一していただきたい。

せっかくの規格ができているのに日本のアウトドア業界は全くの無視。EXPEDのはじめたR値は誰もがわかりやすい断熱性の指標で、私はその誰もが…というところにエライなと思うし、新たな統一規格のR値に一定の信憑性をみていいと思う。

確かに、メーカーごとにそれぞれの測定方法で研究開発をしているのかもしれない。しかし、たくさんあったじゃないですか。数値の偽装が。海外のマイナーを含めたアウトドアギアに触れていると、どうも日本のアウトドアメーカーは売ったもの勝ちに見えてしまう…。アウトドアサイトも同罪。こちらはモンベルのマット紹介記事。2020年5月更新記事で、R値F3340規格については一切触れていない。

EXPEDフレックスマットプラスは厚みがイイ

新たな選択肢として、今までにない厚みでカチコミをかけ、その実力は感じた。アウトドアサイトでは大きく取り上げられることはなさそうだけど、コレは密かに支持が広がるのではないか…な。寝心地に関しては実際のキャンプにて追記いたします。

丹沢で寝てみた

ソコソコたいら、ソコソコ石の丹沢滝川園キャンプ場

おおむね平らでタマゴより小さな割れ石がまかれているようなグラウンド状況でした。地面の凹凸はフレックスマットプラスの凸凹がかなり緩和してくれ、非常に快適。厚いエアマットとは違う寝心地で、安心感あるし、これ一枚で十分。寒い時期、どのくらいまで耐えられるのかわかりませんが、世界的に品薄になるのも納得です。都心一時間でブッシュクラフト体験ができる滝川園キャンプ場のブログはこちら

寝るときはシュラフ内に骨🦴エアマット、クライミット社イナーシャXフレームを併用したので120㎝のショート分も気にならず、ダブル効果でゴージャスによく寝られました。缶ビール大の収納サイズゆえ、余裕があれば持っていきたいなと思います。

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