
もくじ
薪 バトニング?ナイフや鉈(ナタ)があると便利
薪を使って焚き火をするなら、木を任意の細さに割れるナタ、ブッシュクラフト的なナイフがある方が勝手が良い。半端なナイフでコンコンと柄を石で叩いて木を割ろうとすると、ふつうのナイフはすぐにグラグラしてしまいます。先端からグリップエンドまで一枚の金属の刃を備えるフルタングナイフがブッシュクラフターいわく基本。半端物を使うくらいならナタがイイでしょう。ホムセン、Amazonで2,000円くらいでも入手可能。刃が厚くソコソコ重いほうがラク。流行りのブッシュクラフトで値段の幅が広がってるので一本買うのもあり。
↓フルタングではないが、ブッシュクラフター信頼のスウェーデンブランドのモーラナイフ。イギリスでも、アメリカでもコレがブッシュクラフト用ナイフとして人気。これならバカにされることもなく手頃価格。柄がプラスチックゆえの安さだが、軽さにつながり、刃は厚く、強靭なスウェーデン製
↓ハルタホースなどの一流品は高い…キャッチーでポップな赤が映え、このくらいの「手頃」な斧が扱いやすい。柄はオリーブオイルを塗りこむと手軽に深い色にできるが、しっかり拭き取らないとシャレにならない事故につながる…
火吹き棒 ファイヤーブラスター?鉄パイプが便利。
焚火台を使う焚火よりスケールアップするのが直火カマド焚火だと思う。携帯性に優れる伸縮パイプの火吹き棒をアウトドアショップではよく見かけるが、私のおすすめはステンレスのパイプ。短くはならないが、強度があるので炭を押しのけたり、着火後は石と石の間に渡して、鍋を置いたりもできる。ぶら下げをせず、気取るなら真鍮のパイプがアウトドアにはマッチする金色の輝きでシブいと思う。いずれもホームセンターで入手可能。外径は5ミリ以上あるほうが良いとおもうが、太すぎると吹きずらい。
スツール・キャンプ椅子 直焚火ならではの「低さ」がポイント
キャンプとなると背もたれのついた椅子を持ってくる人が多いが、焚火の場合、地面レベルでの作業が増えるので、一般的な高さのラクチン椅子は腰に来る。かと言ってシートなどをひいて地面に座ると焚火が近くに感じられて良いが、ヒルが怖いので、低い椅子がおすすめ。3本足の折りたたみの椅子が軽く、携帯性が良い。地面から近く、薪がくべやすく、焚火調理しやすい高さになりつつ、ヒルから遠ざかることができる。
↓これは愛用中の373g、デイバックのサイドにも収まり、110㎏の耐久性もあるヒルサウンドBTRスツール。おススメ!
焚火クッキングに適したクッカー めちゃ煤けるので…パウンドケーキの型

焚火の場合、煤ける。スキレットなど、煤けても気にならないものを主に使ってきましたが、最近はメスティン、ニトリスキレット×2、銅のマグカップに加え、メスティンに収まるパウンドケーキの型Sが無くてはならないモノになりました。
洗えないので、鍋、皿は複数枚あるほうがイイ。
コンビニ、スーパーの鍋焼きうどんのアルミ容器の使い捨てが百円均一にあるので、それを活用する。使い捨てるのも水質保全の観点からも正しい選択!…と私は卓上ヒステリーエコ論者に特に言いたい。私はメスティンがメインクッカーなので、メスティンにぴったり収納できるDAISOパウンドケーキの型Sを2-3枚収納して屋外に出ることが多い。今回はコーヒーの湯沸かし、おかずの取り皿で使用。アルミ容器は空焚きさえしなければしっかり調理もできます。
↓パウンドケーキの型はこういうモノ。鍋代わりに使え、重ねて収納、超軽量と万能‼
虫さされ対策
私行った6月初旬、蚊は焚火のおかげか、見当たらない。翌朝、謎の虫刺されで腕がひどくかゆい事になった。キャンプ翌日、2日、3日…左腕4か所、熱を帯びてしこり気味に赤く腫れたキンカンでは効かないヤバい痛痒さ。遅れてくる半端ない痒さこれはブヨだ。抗ヒスタミン、ステロイド系などの虫刺され用薬を持ってきておくのが安心。私はコンパクトで強力に効くステロイド系フルコートFを山には持っていくが、この日は忘れてきてしまったことを後悔。ブヨについては別途ブログ記述中。
ストロングランクのステロイドに加え、すばやくかゆみをおさえる成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩)を組み合わせた万能かゆみ止め
虫に刺されにくい知恵
ブヨやアブは黒や紺などの暗い色を好みます。 アウトドアに行くときは、黄色やオレンジなど明るめの色の服装で、できるだけ長袖・長ズボンが基本。
ブヨやアブはハッカのにおいを嫌うため、ハッカ油の虫除けスプレーは予防に役立ちます。また、ハッカ油は天然成分のため、赤ちゃんや子どもにも使用することが可能です。清涼感もあり、さわやかフレグランスで汗臭さも防げる。
食材、食べ残しを狙うタヌキ、カラス等に注意

奴らは賢い。キャンパーが美味しいものをたくさん持ってきていることを知っている。トイレに離れる、就寝するその時をジッと虎視眈々と狙っている。
日中はソーセージ一袋、深夜に焼そばの麺をやられ、ダメージが大きかった。夜中、寝静まってる時間に、食材の入った袋、生ゴミのビニールを漁る音はなかなか不気味で、絹を裂くような悲鳴を生みかねない。結果、寝られないということにもなる。食べ残し、生ごみ、食材はまとめてダンボールに入れてしっかり重しを乗せるとか、テントフライしたにまとめるとかこちらも知恵を絞る必要がある。
まとめ 直火の焚火ならではの一日を楽しんで
焚火台がないと地面が近くって、意外と道具のチョイスが違うなと。できるだけラクに、コンパクトにフルで楽しめるナチュラルな焚火を今後も楽しみたいと思います。滝沢園には今後も通いたく思います。