最近のテントはパッキングがしやすい。記事が薄く丈夫になったせいか、細長くコンパクトな収納状態が多いと思うのですが、皆さんどうでしょう?
で、そのテントがザックのサイドに収まれば、テント撤収時にザックの中を汚さず、サッとパッキングを終えて旅立てると考えて、
ダイニーマの軽量でタフで濡れないロールトップスタッフサックを探しました。
Amazon、楽天にはなく、アメリカのガレージブランド、ULTRALITE Sacks に見つけ、個人輸入したEco-Friendly Roll Top Dry Bagトールモデルの紹介ブログ。
目次
- 外付けのスタッフサックはダイニーマ製がいい
- 収納が細長いテントに合う防水サックは?
- 米ガレージメーカー ULTRALITE Sacks社 Eco-Friendly Roll Top Dry Bag
- ULTRALITE Sacksはスタッフサックの専門メーカー
- ULTRALITE Sacks Tollのサイズ感
- ULTRALITE Sacks Toll 収納例
- ULTRALITE Sacks ノーマルの収納例
- 安い中華ロールトップはノーブランドも十分使える
外付けのスタッフサックはダイニーマ製がいい
テントを横付けしたい。テントの収納袋は防水性がなく、雨に濡れたテントは他の荷物を濡らすのがイヤですよね。ビニール袋かナイロンにシリコンコートの軽量スタッフサックが候補に挙がるけど、山を歩けばザックを枝や岩に擦るので、意外と穴が開く。ならば、リュックにも使われる旧キューベン・ファイバー、ダイニーマ素材のスタッフサックがベストと探しましたが、最近のテント収納形状に合うモノが国内には売っていませんでした。
細長ロールトップスタッフサック ULTRALITE Sacks Eco-Friendly Roll Top Dry Bag
収納が細長いテントに合う防水サックは?
近年、ザックは細長くなり、その影響でテントも収納袋が細長くなった…と私は思うのですが、それに合わせた細長いロールトップサックは意外とありません。
ダイニーマ等、軽量の細長いロールトップは売っていない
防水ロールトップのスタッフサックは沢登や、マリンレジャー向けの軽くないモノはあるのですが…。軽量でタフなダイニーマ製で細長いモノがないのです。
ハイパーライトマウンテンギア、使い慣れたhigh tail designs、Zpacksにも細長い形状のスタッフサックってないんですね。
ダウンジャケットを入れる目的で使い始めたダイニーマのロールトップサック。
登頂直後は雪で凍てつくベンチで座布団として使用しちゃっても大丈夫。
そんなところからダイニーマ製は乱雑に使っても大丈夫だと確信。高いけど、安心、長持ちします。
米ガレージメーカー ULTRALITE Sacks社 Eco-Friendly Roll Top Dry Bag
メーカー名Ultralite Sacksは伊達ではなかった。細長のTollモデルはアメリカでも作っているメーカーは私調べでは、ここだけ。
Eco-Friendly Roll Top Dry Bagは同社の新製品で看板商品。リサイクル素材を使った新素材のほか、ダイニーマ製のスタッフサックも展開。
ULTRALITE Sacksはスタッフサックの専門メーカー
ULTRALITE Sacks社のロールトップスタッフサック素材は、Dyneema Composite Fabrics、リサイクル素材の新素材DTRS75の二種。
ダイニーマを使ったスタッフサック、サイフを作るガレージブランドはアメリカにはたくさんあり、ウサギがかわいいhigh tail designsもその一つ。
ダイニーマは4色、DTRSは白1色のみ。
Eco-Friendly Roll Top Dry Bagは白のみ。
DTRS75とダイニーマ製の違い
DTRS75はリサイクル素材を使った最新素材。エコであり、強度も十分とのこと。ダイニーマより1.43倍重いという表記もあったのですが、製品スペックをTollのlargeサイズで比べると、同じサイズは同じ重さ。Large Tall - 25x11.5 - 35 grams - approximately 11 liters となっている。ダイニーマよりDTRS75のEco-Friendly Roll Top Dry Bagの方が薄いのかもしれませんが、表記はありません。実際、モノを見てみると厚み、強度的に不安はありません。
ガレージメーカーの生き残り戦略 タフネス軽量素材⇒タフでエコな素材
アメリカは3000キロ、数か月のロングトレイルスルーハイカーとして憧れの対象。日本の長くて2週間の縦走期間の屋外道具とは求める質が違います。軽量だが、タフで壊れない性能が最重要視されて、多くのガレージブランドが存在。競争も激しいのでエコ素材にシフトしていくはず。なので、Eco-Friendly Roll Top Dry Bagは時代の最先端だと思います。ゴアテックスが当たり前になったように、ダイニーマ、DTRS75も当たり前になる時代が来るかもしれませんね。
DTRS75のEco lite sacksの方が3ドル安い
リサイクルのDTRS75仕様の方が3ドル安いセール中。コレはウレシイ。サイズも素材感も知りたいのでDTRS75でノーマルと、TollモデルのS/M/Lのお得セットをひとつずつ、合計6種を注文。
着替え用、寝袋用も欲しいし、実際にモノを見てみないと、家にあるテント達に、Lが合うのか、Mでいいのかというのはわかりにくい。特にロールトップって上を三回巻いて留めるワケで、難しい。余っても、ブログを作成後、フリマサイトで登録して、欲しい人がいれば減るかな…という算段もアル(詳しくは後述)
ULTRALITE Sacks Tollのサイズ感
届いた、ULTRALITE SacksのEco Lite SacksのTollサイズのサイズは当たり前だけど、
細長いなぁ。
DTRS75の素材感はダイニーマに似ている
ULTRALITE SacksのEco Lite Sacks
ノーマルとトール6種の比較
DTRS75とハイパーライトマウンテンギアの白ダイニーマとの比較
エコリサイクルというDTRS75生地は白で、御覧の通りソコソコ透けてます。以前、あったハイパーライトマウンテンギアの白ダイニーマ生地の方が透けなかった。厚みが違うと思われる。DTRS75はHMGダイニーマより光沢感、ゴワゴワ感は共に少ない気がする。現物を並べているわけでもないので参考程度に。
コチラも収納サイズが51×17cmと細長。
ULTRALITE Sacks Toll 収納例
出し入れしやすい大きさを考えて、入るモノをあてはめてみたら…
上から、
L 2人用テント(ストック二本使用で袋に入っていない)のREI Flash Air2
M ソロテント(ストック一本使用で袋には入っていない)SixmoonDesings Luna solo
S 夏用ダウンシュラフ cumurusのmagic125
使用時はそれぞれ付属の収納袋に入れずに、ダイレクトに入れるつもり。
グラウンドシート、ペグは余裕で入ると思われます。
左側の三つがTollです。
実際のところ、もっと大きなテントも収納可能だと思いますが、ザックへブラブラしない取付が可能かどうかとなると話が変わります。
ULTRALITE Sacks ノーマルの収納例
右側の三つがノーマル。中身はこんな感じ
ペットボトル2リットルはサイズ確認用で、同梱していません。
ロールトップはザックに取り付けやすく、サッと出し入れできて便利。濡れない、タフな袋の安心感はダイニーマ、DTRS75素材ならでは。
ダウンシュラフの弱点は水、湿気。縦走で長期になるほど、雨や背面から汗が染みて寝袋が湿りがち。そうなると、保温性が下がって命にもかかわる…。決して言い過ぎではない話。
シュラフを防水しておけば、川に落ちてずぶ濡れでもハダカで乾いたシュラフに入れるのは安心材料。シュラフは最も防水すべきアイテムです。
安い中華ロールトップはノーブランドも十分使える
巾着はサッと出し入れできるけど、防水という面では不安。巾着タイプのMを非常袋として、ツエルトと救急セットを入れています。
シリコンコートのナイロン製でも十分に軽い。このメーカーのスタッフサックはノーブランドですが、サイズも豊富。試しやすい価格でしょう?
ひそかにやっているフリマサイト
ブログに登場したアイテムはフリマサイトで旅立っていくことも。
登録名yamanobori.siteで、検索してみてください。
ほとんどがメルカリですが、ラクマの方でコメントいただけると、対応できる事も…