テント用ペグ探し!稜線のテン場、突風にも耐えられる、どこでも刺さるペグが欲しい

ペグ、強風時のテント設営の肝。自立式のテントであってもペグは打っておかないと、ヤバいです。

テント内に荷物、ザックがあってもトイレ₍?₎で無人になったアルパインテントがひっくり返って風に引きずられているのを見たことがあります。

テントをはぎ取る強風が怖い

テント泊で暴風雨に遭遇したことはありますか?

↓経験者の検証的実験動画。アルパインテント、ツエルト、一般テント、タープが台風前後でどうなるのかがよくわかり、参考になります。

撮影者もコメントしてますが、安全に配慮した実験で、勉強になる。

稜線ではないけど、猛烈な雨、バチバチバチ…という音、揺れ、リアルに撮れています。昔、何度か経験しました。風が強いと、クロスポールのアルパインテントも左右に踊り、フライの前室のペグは吹っ飛び、壊れない?飛ばされない?という不安で眠れなかった。とてもトイレに外に出る勇気がなく、ペットボトルを一本犠牲にしたとかね。

山で予期せぬ突風は普通にある。

天気が悪ければ登らないから心配いりませんという登山者は多いと思うけど、急変することも多々ある。特に、風はこんなに怖いとは思わなかったと後悔したことがワタシには何度もあり、できるだけ今ある装備での安全性のアップを考え、今回はペグに注目したのでした。

私は耐風性の低いツエルトを愛用

稜線でテント泊はせず、小屋を使い、比較的山の中腹かふもとでのテント泊が多いのがワタシの山登りスタイル。軽いテントが欲しいと思っていましたが、簡易テント、ツエルトで凌いでいるうちにテントよりツエルトの400gの軽さが気に入ってしばらく続けています。

しかし、ロープを張らないと立たない非自立式。ペグがしっかり効かないと耐風性が低い。硬い地面でも効くペグがあれば、より安全になると考えました。どんなテントよりもペグ命のツエルトなのです。

自立式のテントも出入り口のフライのペグが良く飛ぶ

前室があるテントはとても便利ですが、風にはあおられやすい。特に前室の本体と一番離れた頂点のペグが人の出入りの際にアッパー気味の風をテント内に受け入れて飛ぶ。ややもすると、ペグが飛んでけがをする(ホント)ので強固なペグ+石の重しを置くのが安全です。

根性系ウルトラライト ツエルト
根性系ウルトラライト ツエルト

ペグの重要性が身に染みてわかるというのは、キチンと張れないと、ツエルト内部の結露が風でバタついて顔や寝袋がしみるから(笑) そのくらいで済めば、笑って話せるのですが、暴風雨で暗闇でテントがつぶれて山小屋へ避難した時はホントやめてと思いました。

そんな経験から、山ではツエルトはつぶれるかもしれないと考え、逃げだすために防水スタッフバックを基本にテント内はスグに脱出できるように散らかさない。

ツエルト設営中のワタシ
ザックはザックカバーをかけて外。

サイドを張ることで内部空間をアップする術↓

こういう工夫で凌ぐのですが、ペグが刺さらないとまともに立つことすらできない。なので、出発前にテン場でペグが効きやすいか必ず調べています。

今は上の写真にも見える赤いアルミのV字、Y字のペグを使っているのですが、刃が立たない時があり、より強いペグが欲しいのです。

ペグは種類も多く、それなりに理由がある。

一般的な土ではどんなタイプのペグでも大丈夫かと思います。困るのは柔らかい時と、硬い時。柔らかい時はペグに面積が欲しいし、硬い時は貫通力が欲しい。

個々にテント泊。ワタシは奥のツエルト
仲間とテント泊。ツエルトのシルエットは気に入っている

岩場に強いNail Pegネイルペグ

岩場でペグが効きにくいところでも刺さりやすいペグで、このペグに注目

わずか9gのすごいやつ★地面の硬いテン場に持っていくペグの決定版!(FREELIGHT Nail Peg)
Ultralight Nail Peg / ウルトラライト ネイルペグ 1本販売540円(税込594円)

考えてみると、古いセメントブロックって意外と脆かったりするんで、このパフォーマンスは岩には効かない可能性もあるけど、他にこんな無茶な性能アピールも見ないので、V字Y字形状ではなく、釘みたいな形状のチタン製のネイルペグっていうのは貫通力がありそうだ。

イイものは高い。かっちょいいMSR

一本1,000円超えと高いがちょっとほしい

Freeliteは下穴用で、ペグ自体は普通のを使う考え方。MSRのコレはペグ自体の強さを上げているツワモノ。カーボンシャフトで軽量化と先端のアルミ合金で6グラムという軽さ。この太さと赤が山へのテンションを上げてソソルのだが…お値段が1本で1000円超えるのは…ポリシーに反する。

庶民価格の良質なモノを探す。

既にあるペグがあって、更に軽いモノを買うにはそれなりに安くなければイカン。そして、安物買いの銭失いにはなりたくない。

チタン製でソコソコの直径があればFreeliteの強度と貫通力は期待していいハズ。

アリババに激安チタンを発見するが…

しかも、この値段ならペグとして安心して使える値段。折れてもネタになる? ん?30ー50daysナニ?ふた月も?

このペグはアリババグループのアリエクスプレスからの購入なので、慣れている米国e-bayより時間がかかるかもしれない…安さはあるが、品ぞろえの癖と納期、慣れないせいか信頼性が落ちるのがアリババ。

同様に検索したe-bayに6本セットでちょっとカッコよさげなモノがあったのでこちらにした。

安心のe-Bay

今日のレートで一本270円

Lightweight Tent Stake!

A lighter version of our popular Titanium Nail Peg, thisTitanium Nail Peg - Ultralight can be driven into hard soil without getting bent or damaged. Reflective cord offers increased visibility and easier removal.

Specifications:

Weight: 15g/1pcs 

Length: 5x165mm

Color:Titanium,Colorful,BluePackage included:6Pcs nail peg

木道を挟んで5棟。私は黄色いツエルト
ツエルトは少数派

チタンのネイルペグ、到着が楽しみ。テン場の地面に合わせてペグを選んでピシッとツエルトを張って快適に朝を迎えたいです。

届きました 火箸の様です(笑)

6本セットが届きました。コイツは何でも貫通しそう。その分、やや重く感じますが、6本携帯する必要はないと思っています。携帯するのは一本で、穴をあけて、普通のアルミペグを打ちこめばイイかなと。

正直、思ったほど軽くない。考えてみれば、15g×6本で90gなんですよ。その分、しっかりした太さも感じます。韓国料理店、焼肉店のステンレスの箸、火箸が短い感じでしょうか。

二本で箸にして、食べ終わったらペグに…っていうのはワイルドだなぁ(笑)

箸では使っていませんが、タフに打ち込んでも安心でいい。良かったです。

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