焚火発電BioLite初体験 西伊豆宇久須キャンプ場ツエルト泊

もくじ

西伊豆宇久須キャンプ場でビーチキャンプ

潮騒を聞きながらの西伊豆ビーチキャンプに誘われて一泊二日のテント泊をしてきました。

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宇久須キャンプ場ツイッターより

今回のキャンプ同行者は山仲間ではなく、私の生活する二宮町南口の馴染みのコーヒースタンド旅花の店主ゴリさん。年齢が近く、世界を旅してきたゴリさん。お店旅花で旅の話や二宮の町の話をしているうちにキャンプしたいねとなったのでした。

宇久須キャンプ場は西伊豆町で、温泉街土肥の南。土肥はかつて昼ドラ「はるちゃん」がやっていたころに一度泊まりに来た思い出がある。はるちゃんはいなかったが、いいお湯と、楽しかった思い出がおぼろげにある。土肥のあたりは相変わらずこじんまりとして、穏やかな風景。

今夜は岩塩プレートで肉を焼いて、飯盒炊爨をし、なにか汁物をひとつシマショという事に。男二人だし、ビールと肉とメシに潮騒があればいい。後は気の向くままに。 買い物は土肥のマックスバリューで済ませました。

オーシャンビューキャンプ場貸し切りです(笑)

夏場はこういう景色の様です

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宇久須キャンプ場ホームページより

海一望、湾が全部キャンプ場みたいな場所です。砂浜、歩道、テントサイトと三段階に高くなっていて、テントサイトからも眺めがイイ。テントのチャックを開けたら海が見えるように設営。

宇久須キャンプ場は眺めよく、設備が整っている

浜風は弱く、ペグも刺さるしっかりとした砂地。芝生もややあり、石はなく、平らで寝心地はかなりいいテントサイトです。一番は眺めがイイ事ですね。水場、トイレは近く、一般的に十分な明るさと清潔さを兼ね備えています。コインシャワーもあります(使わなかったので詳細は不明)

テントサイトの広さを感じさせる写真が一枚も残っていないのは失敗(笑) 車が二台は余裕で止められる区画が100。今年から10月いっぱいまでのキャンプサイト営業に伸びたそうで、誰も知らないから誰もいないのか?

今日もツエルト。使うほどに使いやすくなるヒントが見つかる。
今日もツエルト。使うほどに使いやすくなるヒントが見つかる。

シブい。メスナーテントとツエルト

ゴリさんのテントはメスナーテントのお古で、アルパインテントの元祖ブランド。私、初めて実物を見ました。フレームの釣り方が積雪にも耐えうる構造で機能美を感じ、フライを張るのがもったいないでしたね。マジでシブいなぁ。

私はいつもの簡易テントのツエルト。一応テントも持っているのですけどね(笑) 使い慣れる事が目的です。ツエルトとメスナーテントにフレームザックなんて、80年代の涸沢の景色じゃない?クラシックアウトドアだなぁ(笑)

快眠。断マ+エアマ+夏用寝袋にインナー

寝具にはこだわりました。断熱マットに、透明エアマットをタオル地のインナーシーツに入れて重ねてフカフカ。防寒は透湿ビビイ、世界最軽量夏用シュラフ、コクーンのエクスペディションライナーのラインナップ。20度弱の気温で、寝袋要らず。結局透湿ビビイだけで快適に眠りました。

更にフレームザックでクラシックアウトドア気分

ついでにいうと、久々にフレームザック使いました。これも哀愁ある80’sアウトドアアイテムでしょ? 古いだけでなく、いろいろな道具を投げ入れても背中にはアルミフレームでモノが当たらないからパッキングはすごく楽で背負いやすいし、部屋が分かれているので荷物の整理がつきやすいんです。

コレが薪で発電のBioLite!

熱を電気に変えてファンを回し、効率の良い焚火をするストーブ
ゴリさんのBioliteと湯沸かしポット

お茶でも沸かしますかとゴリさんは何か付いてるメカなストーブを持ち出した。何だいそれは??熱で発電してファンを回すウッドストーブだという。ああ、雑誌でちらりと見た。USBで発電した電気をスマホに充電できるとか…いうやつか。重そうなので興味がなかったのだけど…非常に素晴らしい商品だと思った。

薪を入れて着火。スタートは固形燃料で、ソコに薪をくべ、発熱から発電し、ファンを回して送風し、強制的に燃焼を促し、十分に火が付くと自動でファンが止まるという。

ふぃーん!パチパチと木がハゼる音に交じってファンの音がする。結構な勢いで火があがり、すぐに投入した木材に火が移って燃えだした。すると、ファンは停まって静かにパチパチと普通のウッドストーブに…。しばらくすると勝手にファンが回って火があがるを繰り返す。

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ゴリさんが作の五月に商店街で買ったウッドストーブ

五徳は取り外しできない付属があるけど、どうも使いにくいとの事で、星型の五徳をゴリさんは作成してその上にやかんを置いて湯沸かしをしていました。高さがあり、ちょっと不安定だね。

投入できる薪の量は多くなく、調理向きではない。が…発電できて、USB出力できるのは革命的。

新鋭機になるとスマホの充電も可能らしいが、この機種は初期モデルで、そこまでの力はないらしい。火が起こったところでLED電球をケーブルと共に持ってきてUSB接続。白いLEDの光が付いた。薪から電力が発生、灯りを供給してくれるのですよ。このストーブは面白い。

小さな火力発電所。非常時にも心強い。

電気を得る方法として、ソーラーパネルがあるけど、天気が悪ければ発電できない。モノを燃やすときに発生する熱から電力を得るって、すごい。太陽がなくても燃やすものさえあればイイ。

今年の大型台風の災害は関東でも1週間の停電を生んでいるわけで、充電バッテリーでは対応できない。スマホの充電ができなければ、情報が得られずに困り果てる。

事実、Bioliteの大規模停電などの災害レビューがある

Amazonのレビューには実際に大規模停電、震災で役に立ったというレビューがいくつも見られる。コレはキャンプ用品というよりも災害対策用品として一台持っておきたいなと強く思いました。

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  1. 搭載バッテリー - 統合された2600 mAhバッテリーは、ライブファイアの有無にかかわらずデバイスを充電します
  2. スマートLEDダッシュボード - 火災強度、出力、ファン速度設定に関するリアルタイムのフィードバック
  3. 50%以上の電力を備えたUSB充電 - 更新された熱電装置は火からさらに多くの電気を生成します
  4. 内部ファンジェット - 4ファン速度設定により空気を循環させ、燃焼と効率を改善
  5. 軽量アルミニウム脚 - 入れ子になった携帯性のために脚を上下に折りたたむ
  6. ハニカムヒートメッシュ - 内部燃焼室からの保護バリア
  7. スカラップ鍋スタンド - BioLiteケトルポットポータブルグリル、その他の調理器具に対応

煮炊きをするのは単なるウッドストーブの方が携帯性に優れ、調理しやすいが、発電機としてのBioliteは魅力だなぁ。935gは山に持っていく重さではないし、枝が手に入らないかもしれないから山には不向きだが、非常用に、クルマで出かけるキャンプにはぜひとも欲しいわ~♡

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