ザックを置いての山頂アタックのみ、テントサイト周辺のお散歩など、身の回りのモノがちょっと入ればいいサブザック。
自分が長年使っていてお勧めなオスプレイのウルトラライトスタッフパック18Lから得たサブザック選びのメリットデメリットのポイントをもとに、
2023年11月末の時点で100g以下のウルトラライトなサブザック比較まとめブログになります。
オスプレイのウルトラライトスタッフパックの特長を簡単に述べますと、
ポケットサイズでわずか90gでありながら、サイドポケットに飲み物が入り、ショルダーストラップはソコソコの幅と伸縮性があるので背負いやすいのが良いです。
普段の生活でエコバック代わりにも使いやすく、値段も手ごろですよ。
山や、普段の生活、旅行で使用しているので、メリット、デメリットも紹介しています。
目次
Tシャツより軽い90gでポケットに入るリュック
ジョギング、旅行中、山頂アタックの携帯ポケッタブルリュックとして購入しました。
このOSPREY(オスプレー) ウルトラライトスタッフパック 18Lの最大のセールスポイントは重さが90gしかないという事。
携帯し、必要な時に使うための道具としては軽く小さいことは大事ですが、使いにくいのであれば、わざわざ別途購入する意味がないですね。
最低限の使いやすさで重視したポイント
個人差があると思うのですが、ザックの何を重要視するか。
私はまずショルダーベルト。細く、薄いポケッタブルなリュックが多いのです。携帯性のためにそうなるのもわかるのですが、細かったり、生地がカタいと肩にくいこんで痛い。つまり長時間歩くのにツライ。
次いで、サイドポケットがあるもの。山頂アタック時はさほど気にならないのですが、補給食、雨具の出し入れが楽です。普段や旅行の時はサイドポケットがドリンクや傘を入れるのに重宝します。
①痛くないショルダーベルト。通気性のあるエアメッシュショルダーハーネスが素晴らしい
ほどほどの肩ベルトの幅があり、ほどほどに伸縮性があり、通気性があるので肩にくいこまず、蒸れ感がない。
ナイロンベルト生地が非常に滑らかでスムーズに締まるのも気に入っています。
ショルダーベルト長さを調整するナイロンベルトは背面上部の壁に引っ掛ける₍?₎ところの輪っかも同質のナイロンで、肌触りが滑らか。こういう滑らかなところがつくりの良さカナと思います。
荷物を入れて歩くと、サックが左右に揺れるのが気になったので、胸部で左右の肩ベルトをカラビナでつなぐとピタリと止まります。結果、肩ベルトがS字になり、腕の可動域も広がって一石二鳥。
② ペットボトルも入れられるストレッチメッシュサイドポケット
飲料をザックのサイドポケットに入れる方は重要な事。
なかなか小型軽量のサック、ウルトラライト系のサックにはサイドが付いていないモデルが多い。
500㏄、1.0ℓくらいの容器なら歩きながらザックを下ろさずにボトルの出し入れができるので重宝しています。
③薄く強い40Dシルナイロンリップストップ
薄い素材ではありますが、強い素材で、安心感があります。常に主力で使う道具ではないと思えば携帯性重視でよいかと思います。
ウルトラライトのデメリット=軽さとのトレードオフ
この後紹介する他の100g以下のアタックサックも同様ですが、軽さを追求しているので、背面パッドはありません。ゆえに、背中に荷物をダイレクト当たって痛いことも。パッドがない、骨格がない事を補うパッキングを心がけるだけでこのデメリットは軽減できます。
快適に背負う工夫!雨具は背中に平らに置き、左右の重量配分を気にする。
適当に入れるだけでは背中に当たっていたいし、背中の生地が滑りやすいのでゆらゆら揺れて歩きにくいのです。 コレは買ったとき、失敗だったかと思いましたが、背中に雨具を平らに入れて、重量を左右バランスよく収めると驚くほど変わりました。
ボトルをサイドに入れるなら、逆側に同じくらいの重い物を入れる。相当するモノがないのであれば、ボトルはサイドに入れず、横に倒して左右の重量バランスを重要視する方が歩きやすい。こういう工夫をしないと薄い素材のザックは歩きにくいです。
ポンポン放り込んで心地よく背負いたい方は背面パッドがしっかりしているモノでないと無理ですヨ(笑)
100g以下限定!おすすめアタックサック5選
100g以下限定でのおすすめアタックザック5つです。
バランスが良くおすすめ!5000円を切る価格がまず魅力で73g。2017年、米Backpacker誌のエディターズチョイスを受賞。ショルダーストラップに伸縮性は無く、サイドポケットもなくてもいい方にはむしろオススメ。
安心もモンベル。15リットルではありますが、93gで背負いやすさと軽さの両立をうたうモデル。お近くのモンベルショップで実物も見やすいのはメリットですね。こちらのモデルもサイドポケットがありませんので要注意。また、雨具で使用されるバーサライト素材ではありますが、防水性は期待できないとのことです。防水性があれば、濡らしたくないモノを入れておくスタッフサックとしての魅力もあるのですが…
テントでは私も愛用しているネイチャーハイク。中華モノと侮るなというのはコチラの商品も同じです。2000円を切るお値段でありながら防水性、サイドポケット、メッシュのショルダーストラップ、93gという軽さ。防水性に至っては防水ファスナーを採用。気合を感じます。
ウルトラライトならコレ。9リットルですが、30gです。他メーカーにはないウエストベルト、チェストストラップが付いているのは軽さだけを追っているのではなく、道具としてもちゃんと考えている証拠。持っていることを忘れないか心配(笑) プレゼントにも良いかもしれませんね。
ブラックダイヤモンドのシラス9と同じく30gで、18L とグラム当たり容量、お値段で圧倒的に上回る逸品。軽さと容量で言ったらコレが一番でしょう。シートゥサミットのラインナップの広さもすごいですね。