夏のテント泊を前に始めた軽量化作戦。寝袋最軽量を調べて見つけたポーランドcumulus社245gのmagic125。
利便性から最軽量の240gジッパー無しではなく、ジッパー付270gをポーランドより個人輸入。
ついに今日到着しました‼‼‼現行Magic100の参考に見ていただければ幸いです。
目次
注文から1週間。荷物受け取り時から世界最軽量を実感
私は海外お取り寄せが多く、国際便の荷物は割と普通。
佐川の兄さんから受け取ったハコも、小柄で、コレは何だっけ?軽い箱だなぁ…って開けたら、キュムラスからでした。
注文して1週間でしたので、思いがけない速さ、ハコのサイズに、開けてびっくり。
バレーボールが入っているくらいのイメージ。軽ッ!片手で軽々です。
よく見るとダンボールには佐川とDHLの印字。
ハコを開けると、シュラフ入れにギュッと入れずに、メッシュの保管袋に入れられて、ダンボールに入っておりました(2019年)。
コレは以前に買ったダウンシュラフ、agesmaxの時もそうでした。ダウンシュラフは使わない時は圧縮状態にない保管が望ましいので、こういうものなのでしょう。メッシュに入った寝袋はこんな感じ↓
メッシュの袋から世界最軽量を出します。
モスグリーンの極薄生地もあってか、やわらかで綿毛を掴むよう…。両手に抱えると、ふわっと暖かい。腕に載っていないかの如く軽い…。
ふつうのTシャツ1枚が200g、ユニクロの薄手のTシャツで130gだそう。
なんとなくイメージできますか?見た目はふつうの寝袋なだけに、驚く軽さなのです。
そのぶん快適温度13℃(下着で寝袋に入って快適な外気温度)という設定ではありますが、割り切って、組み合わせを考えるとおもしろい
付属のスタッフバックに入れて、超コンパクト!
計測のために、秤にのせる必要があり、付属のシュラフポーチに押し込みます。極薄ですが、丈夫な生地で作られています。これもまた軽い!
収納袋へシュラフをエイエイと送り込むのですが…親指に感じる寝袋がすっごい柔らかい!
左右の親指でアタマ側からムニュニュニュ。程よくパンパンに、無理なくポーチに入りました。
スタッフバックは意外と太い(笑)けど、入れやすい。コレ意外と重要。テント撤収時に収納袋が小さくてピッタリだと素早く入れられず、時間がかかるので嫌なんです。
ザックに押し込めば小さくなると私は思っているので、ゆとりあるくらいでもいいです。
世界最軽量ジッパー付寝袋の重さは280gでした。
付属シュラフポーチに入れての計測です。ホームページでは270gとなっていましたが、湿気の多い日だし、ポーチもあるので280gの実測値はほぼ記述通りです。
マジ軽い~‼そして、キッチン秤の上皿に収まる大きさはコンパクト!流石世界最小。
再び袋からだして検品。極薄の生地は東レ、チャックはYKKだったなぁ。チャックはスムーズ! 何度も動かしましたけど今のところ噛みません。
チャックは足の側からも、上からも開くことができるので温度調節がしやすい。やっぱりチャックがないとこういうことができません。Zip無しモデルのストイックな姿勢もそそりますけどね。
キュムラスmagic125の質感レビュー 劇的に軽く、ふかふか!
持ち上げてタグを見ようとして、不自然に軽いことに気が付きます。視覚的には大きなモノなのですが、ふわっと軽いんです。
magic125は日に透ける~東レの極薄エアータスティックと中のポーランド最高級羽毛が透けて見えます。
透けるほどに羽が広がっているのでしょう。ホントに軽い。軽すぎて心配…しかし、纏うととても温かい。
ダウンの獣臭は?風通しの良いところにぶら下げて抜けます。
少し獣臭がしますが、ワタシは気にならない。agesmaxの時はもうちょっとキツかった。
安い12,000円で買えるダウンシュラフだから匂うのかなと思いましたが、1週間ほど風にさらしていたら匂いが抜けました。
やり方は壁にぶら下げておくだけです。
何万円もする国内メーカーダウンシュラフの匂いってどうなんだろう…チャンスがあれば嗅いでみたい(笑)
キュムラスの寝袋は自分で洗えるらしい
mid down soapで手洗い、よくすすいで洗えとある。中性洗剤ですね。おしゃれ着用のダウン対応洗剤で大丈夫。
ゴロゴロ寝てみる
ふかふか暖かいのに、体の上に何も載っていない不思議な感じです(笑)
東レの極薄生地が柔らかく、肌さわりも良いのでシャカシャカ音もしないし、快適。ごわつかず、寝返りも打ちやすい。
かなり快適。Zipがあるので半身だけ出しても寝られるし、寒い冬は3シーズン寝袋のインナー的にも柔らかいから使いやすそう。
しかし、背中側は体の圧でぺったんこ。クッション性はあまりありません。
最近、Amazonにもキュムラスの寝袋が登録されるようになりました。最軽量Magic100はありません…。
国内Amazonで買えるのはこんな感じ
相棒!山用シルクインナーシーツの+5.3℃の保温効果が効く
コクーンのシルクインナーシーツを追加したので、3シーズンまではいかないですが、コクーンの防寒温度+5.3℃は伊達ではなく、汚れを抑え、寒さ保険として安心で120gというのは良いアイテムです。magic125の快適温度13℃が8℃までスペック上は対応というのは実際に温かく、安心。シュラフの汚れも防止できるのでシルクインナーシーツは毎回持っていくようになりました。
夏だけではなく、秋冬はインナーシュラフとして活躍
ぬくい。寝袋を重ねて使うとホントに温い。冬用を買うのは高い。だから、3シーズンにmagic125を重ねる。やわらかで薄い東レの記事が、羽毛が心地よいです。cocoonのシルクインナーも重ねて3層です。
買ってみて初めて分かった寝袋を重ねる、温度調節ができる良さ。かなりおすすめです!