ウルトラライトのシングルバーナーBRS-3000tにサードパーティーから風防がAmazonで販売されているので購入し、湯沸かし実験をしてみました。
結果としましては屋内実験ではありましたが、加熱時間も短縮され、赤く発熱する見た目がカッコよく購入してよかったと思います。
購入をおすすめするポイントは同梱されているケースにBRS-3000tがちょうど収まる点にもあり、本体価格以上の風防ではありますがおすすめです。
目次
風防の意味はあるのか?
結論から申し上げますと、あります。
後に記しますが、風防がアリとナシで湯沸かし時間を比較したところ、風防アリのほうが幾分早かった。
そして、装着したネクロスチタン風防が赤く光るのがカッコいい。
付属のモナカのような軽量ナイロンケースにチタン風防と共にBRS-3000tも収まるのが気に入りました。
BRS-3000tとは
こちらのページにたどり着いた方はBRS-3000tが気になる方だと思うので、BRS-3000tについてより知りたい方はこちらのブログを御覧ください。日本ではあまり評価されていませんが、BRS-3000tはアメリカのバックパッカー、ロングスルーハイカー、ヨーロッパのウルトラライト系アウトドアでは評価の高い商品です。
ネオロスチタン風防の取り付け方
どっちが上なのか、分からなかった。
どう引っ掛ける?カチッとハマるの?答えは。。。
BRS-3000tの3本の腕にぶら下げるだけなので、カチッと装着という感じではありません。
うまく3本の腕に下から入れてぶら下げてください。キャンプ前にお家で取り付け実験をおすすめです。
点火は風防リングがあるので、バーナー下からライター等で点火で問題ありません。
下から点火中。
ネオロスチタン風防は真っ赤に発光する様子がカッコいい
いつも通り、小さいクセにゴーという音。
室内ではありますが、炎は安定。
鍋を、置きます。
リンクが明るい屋内で鈍く赤くなるんですね。
薄暗い屋外では真っ赤に見えるでしょう。ちょっとカッコいい。この見た目、まず気に入りました。
実験結果。ネオロスチタン風防装着時のほうが湯沸かしが早い!
300mlが2分19秒で沸きました。早い?どうなの?
あらためて、風防を外して同量の水を再加熱比較してみました。
結果、2分30秒でしたので、時間は短縮されました。
ネオロスチタン風防がある方が加熱の偏りがなく、無駄なく熱量がクッカーに伝わるからかなと考察。
それより真っ赤に発光するのが効いている感じがして気に入りました(笑)
ネオロスチタン風防の使用感、安定性は?
brs-3000tは軽いのですが、その分、クッカーの安定性に欠けるので、
風防リンクをつけたら、安定性が向上するのかなと、
少し期待していたのですが、鍋の安定性は関係ないですね。
風防リングはぶら下げているだけなので変わらないと思ってください。
軽量でそこそこの安定性、高い信頼性ならプリムスかスノーピークがおすすめです。
ネオロスチタン風防を装着して炊飯してみた
結果から申し上げますと、ネオロスチタン風防ナシと比べて、熱効率が良いと思います。
風防ナシの場合、放射状にコゲのラインが出るんですが、均一にコゲがついているので、面で、効率よく加熱されたと言う証拠。
コゲましたけど、美味しく炊けました。
バーナーパッドがあると焦げつきがかなり減らせる事がわかりました↓
更にコゲやすいチタンクッカーとBRS-3000t+ネオロス風防で炊飯してみたブログ。焦げ付き改善アイテムバーナーパッドがキモ!
付属のナイロンケースにBRS-3000tとジッポーライター収納できる
付属する軽量の黒いナイロンケースには、BRS-3000tと短いライターが入って意外と便利。
ライターは普通のライターだと長くて入らない。BICのミニライターか、ジッポーライターのスリムなら入ります。
ジッポーライターはオイルが切れても火花がしっかり飛ぶし、石を簡単に交換できます。40代以上の喫煙者は結構持っていたジッポーライター。メルカリで格安でありますよ。
BRS-3000tの焦げつき防止にはバーナーパッド
BRS-3000tは炊飯もできますが、小さいヘッドゆえ、火力が一点に集中しやすく、コゲやすい。バーナーパッドは強い火力を優しい赤外線の熱に変える特殊耐熱鋼メッシュでできており、加熱面積を広げてくれます。実際、熱伝導が悪い上、薄いチタンクッカーでバーナーパッド無しでやってコゲたのに、バーナーパッドを挟んで見たところうまく炊飯ができました。よかったらこちらのブログを御覧ください
今日のコーヒー道具 スノーピークケトルとスプリング式ドリッパー
お湯が早く沸くということは燃料の節約に繋がりますので、買ってソンはないかと。
ちなみに私のヤカンとコーヒードリッパーはこれらです。
20年以上使用しています。今も清潔感ある輝きはステンレスだからこそ。長年使用して便利に感じるのは上のハンドル。このハンドルがあることで両手で繊細に注ぐことができるのでコーヒーの豆に湯を含ませる作業がしやすい。というか、鍋側面のハンドルは熱されて熱くてさわれないことが常なんですよね。重量でいうとマイナスなのですが、使用しやすい。また、クッカーとしても使用しやすいので、メスティンとセットでたびに出る相棒。コーヒーの際に意外と忘れがちなのがコーヒーのウケ。メスティンなら道具の収納性もよく、スノピークケトルにはOD缶がほぼ入るので相性が良いです。
アウトドア用コーヒードリッパーも折りたたみ式、組み立て式など色々ありますけど、結局このスプリングタイプに戻りました。じゃまにならないぺったんこで、ドリップしやすい。ペーパーは普通の台形を折って使用すれば円錐形にこだわらず使えます。味わいはスッキリタイプ。弱点は冷めやすいところ。色々なタイプを試してわかったのですが、同じ豆でもドリップ方式で味は変わるんです。
コッテリが好きな方にはカリタ式がおすすめ。プラスチックはアウトドアによく、冷めにくい。ちょっと邪魔ですけど。