やっぱりウルトラライトに限らず、軽いモノがイイですよね。
とはいえ、とにかく軽くて買った一本158gの安カーボンストック(ポール)を使い始めて2時間でツルリ、ポキリ。ストックは軽いだけではダメだなぁと痛感いたしました。
トレッキングポールは強度、重量バランス、使い勝手が要求されるアイテム。現状の一本200g台のトレッキングポールが多い訳ですが、快適で軽いトレッキングポールを探します。
日米欧のサイト情報、実体験を踏まえての覚え書き。
二本で2,000円~2万円台まで色々使いました

T字タイプは一本で頼りになる
ピンクはエバーニューのT字。T字は片手で体重をストックに任せやすく、頼りになる。岩場など急峻な地形ではダブルストックは邪魔というか、手がふさがってキケン。 グリップの上に手を置き自然にひじが伸びる状態がナチュラルポジション。
T字は片手が空くので膝を守りつつ、安全に降りられるので、岩場、急峻な山の場合はT字一本の方がむしろいいと思います。
こちらが軽量で人気のLEKIのT字。215gでお値段も手ごろ。
安さのDABADA
とりあえずで買ったのがDABADA。Amazonで二本で3,000円だった。久々に商品リンクが生きているか再確認で2年ぶりに検索したが、更に軽量化が進んで健在でした。
口コミを見ても評判は良く、もはや老舗になってきている?
十分にストックの役割は果たしてくれます。初心者で、山にハマるかわからない人はDABADAで節約して、尾瀬など、ハマりそうな場所へ交通費をかけるべき。
一本175gは最軽量クラスです!
アメリカで受賞歴のあるストックENKKEO、世界のブランドLEKI
アメリカのアウトドアサイトで受賞歴のあるENKKEO。ショックアブソーバー無しで、握りもいい。二本で420g、3,500円と乱雑に使っても安心で気に入っている。LEKIクレシダはリサイクルショップで400円だった。
女性用とは知ったのはいくつも山を登ってからだったが、男性の私にも不満はないどころか、モノの良さも感じる良品。ただ、ショックアブソーバーのロックがよくわからず、力が逃げる感じが苦手で最近は出番が減っています。
登山開始2時間で折れた158gのカーボンストック

とにかく軽いモノに変えてみようと買って失敗したのが、この商品です。
この商品画像だけでも最初からヤバいとお分かりいただけると思います。
ジャージに運動靴、TAIHEIYO TREKKING POLE 太平洋?更に実際のポールにはフィッシングロッドと印字。
やはり、ダメでした(笑)
軽さは強度と相反するもの。信頼性も重要です。口コミも重要な要素。反省。もう売っていません。
トレッキングポールの構造は伸縮式と折り畳み式
一般的にまずは伸縮式のトレッキングポールを購入する方が圧倒的だと思います。
理由は長さが調節でき、選択肢が多く、安い物も多い。登りと下りで長さを調節して登れるという観点から伸縮式を選ぶ人がほとんどだと思います。
一度買うと、そう壊れるモノでもないトレッキングポールの割に、人が使っているのを見るとロック機構、ショックアブソーバー、カーボン素材、軽量化が気になって買い替えをするのもトレッキングポール。
伸縮式は長さを調節できるってことです。一番伸ばすとかなり長く、そこまで伸びる必要はないよね…と思います。
キャンプではランタンをぶら下げたりするのに助かる一面もありますけど…だいぶ特殊かな(笑) ふつうに山を歩くには不要な長さが込みになっているわけです。
そこで質問!ストックの長さ、そんなに変えますか???
伸縮式を選んできた理由は登りと下りで長さを変えて歩いたほうがラクだなぁと思ってきたんです。
皆さんもそうでは?しかし、そんなに頻繁に長さを変えるか?ストックの持ち方で対応する事が多くない?そう考えると折り畳み式でもいい。
伸縮式のポールに潜むムダ。身長何㎝まで対応か知っていますか?
伸縮式は長さが変えられる。それがメリットで、どのくらいの筒の長さが使われずに重複しているか、気が付かずに長い間使っていました。
一般的に身長からトレッキングポールの歩行時の長さは身長㎝×0.63~0.65といわれており、身長170㎝ですと107.1~110.5㎝となります。
大雑把な参考ですが、160㎝の方で105㎝、180㎝の方で115㎝となります。
その身長170㎝のワタシのカーボンストックは最短で62㎝。実際に使用するときの長さは約110㎝。このストックをスポスポと3本のポールに外して、すべてのポール長を測定してみたところ、154㎝でした。
トレッキングポールの3本のパーツを並べて154㎝。ソコから実際に使用する長さ110㎝だと、44㎝も重なっている部分があるのです。重なりがなければポールは繋げられませんが、44㎝は多すぎですよね。
170㎝の私の伸縮式ストックは214㎝の人にも対応できるオーバースペック(無駄に重いモノ)でした
私のストックは135㎝にSTOPマークが付いています。つまり、トレッキングポールの長さが135㎝に対応しているということは、適応身長は先ほどの計算式から214㎝となり、NBAバスケットボール選手にも適応するストックであることが分かりました。

服や靴で考えるとあり得ない事。ストックは重なって収納されているから見た目、気が付かないだけで、えらい無駄です。無駄に重いですよ。
実は伸縮式の多くが使用長120~130㎝に対応したモデル
そこで、伸縮できる幅は狭いが、軽量化と超勢力を兼ね備えたトレッキングポールが近年人気です。
自分のストック調節長さがわかると無駄なく軽量化が図れてよいですね。
折り畳み式は伸縮できないが、ムダがない=軽い

野山を駆け巡るレースでもストックは必須。重い荷物を背負ってという山登りとは違いますが、軽いだけで途中で壊れては勝てないというシビアな世界。
かなり極端な例ではありますが、最先端であることは間違いないハズ。ストック選びのヒントがあるとみたら、女性の要望と何気に同じだった↓
女性の要望。とにかく軽く、ザックからはみ出さない。
女性と書いたが、すみません、ウチの母です。トレッキングポールを持たせたいと思い、希望を聞いた答えです。
日帰りハイクにお仲間と共に月に1-2回出かけるので、転ばぬ先の杖をプレゼントしたく、今回のブログに発展しました。母は長さを調節するほど神経質ではない。
なので、シンプルに使える、折り畳み式にしてみました。
ザックの横からはみ出さない要望にも折りたたみ式は合う
軽さともう一つ重要視しなければいけないハードルがザックの横からはみ出さないという事。
実は以前、私のストックを持っていくように言ったのだが、日帰りの25リットルのザックのサイドからストックの頭がはみ出るからイヤと却下されたのでした。
確かに、日帰りザックの長さで考えると一般的な伸縮式では無理。
一般的な長さはどれくらいか。Amazonでよく売れている一般的な軽量トレッキングポールを検索。
最小は64㎝。ハイ。一般的な日帰りザックは近年の細長く縦に長いモデルで65㎝前後なのですが、高校生も日ごろ背負うような腰ベルトの無いデイバックは40から50㎝程ですね。収納時の長さからいっても折り畳み式になります。
ブランド力はストックを見て「コレいいやつじゃない~」とといわれるレベルが欲しい。ちょっと山道具を買いにモンベルに行ったことがあるくらいの人に言われるくらいがいいですね。
軽さと収納時の長さ、ソコソコ知られたブランド力…3つの条件を満たすモノを探す。
トレランのポールと一般登山ポールの共通オススメ商品
トレイルラン、山岳レースのポールは重い荷物を背負わない。それゆえに極限まで削った軽量化が図られたレースモデルも存在します。
それらですと、どのくらいの重さまで大丈夫なのか?具体的な指標はないです。そこで、トレイルランのオススメポール、一般的登山のオススメポールの両方にて掲載されているモデルならばソコソコ大丈夫だと予想して、商品を決めました。
ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンZ ペアで265g

長さの調節ができないので、購入時に選択する必要があります。身長に対するストックの適性の長さは0.63ないし0.65倍。プレゼント対象の母だと、160㎝×0.63=100.8㎝ あのお方の適性は100㎝のモデルになる。すると…
サイズ 100(33)cm/110(37)cm/120(40)cm ( )内収納時
重 量 100cm=265g/110cm=275g/120cm=285g
素晴らしい!サイズ100は収納時33㎝、二本で265g。
ブラックダイヤモンドであればYamahackにも特集が出るほどなので合格。一般的な登山者向けの特集であり、安心。
軽量性追求|ディスタンスカーボンZ 軽くコンパクトなトレッキングポールが欲しい方におすすめなのがディスタンスカーボンZ。軽量ポールではデメリットとなってしまう剛性を、アルミリングで補強しています。
Yamahackより抜粋。ふむふむ。ちょっと高いけど…決定です。
↑サイズによってお値段が違うことが多いです。もし、このリンクから買われるようでしたらご注意ください。
ブラックダイヤモンドには同じく軽量で、登山よりのディスタンスカーボンFLZがあり、ディスタンスカーボンを強度的に補強したもの。
縦走までの荷物に対応するのかどうかは未知だが、ウルトラライトと従来の機能重視の中間になる最先端の存在であることは確か。FLZになると、トレラン、山岳レースのおすすめ商品からは外れてくる。それが重量からなのか、強度的に不必要に強いからなのかはわからない…
山岳耐久レーサー御用達メーカー英マウンテンキング
山岳レース。何日も昼夜を問わず山を走り、競うスポーツ。その世界で世界的に有名なのがマウンテンキング…だそうです。
日本メーカーですと、シナノがYamahackはじめ、トレランサイトで支持が高い。近年はトレラン用とファストトレッキング、ウルトラライトギアの境目があいまいなよう。
山岳レース、トレラン用のポールは折り畳み式が主で、折りたたまず、一本のポールそのままなんていうものも。確かに継ぎ目がない分、強度のロス、重さ増は無い。さすがのレース仕様だ。
折り畳み式の中で目を引いたのがいかにも軽そうなコチラ


英国発のポール。ワタシは知りませんでしたが、ご存じでした?
ウルトラ系 山岳耐久レース用ポールTrail Blaze
日本サイト、トップページに私も知る有名人、田中陽気さんがいるじゃないですか!ならば、やはりレースで強いというのは本物か?英国本国サイトを見るとよりワールドなホンモノ感が増します。

山岳耐久レース、トレランの世界でかなり鍛えられてという点、カーボンではなく、アルミで一本110㎝が115g、高すぎない値段。
そして、私の超汗っかきな手に効きそうなメッシュで長時間の握りを考えられているというグリップに興味津々。自分用に購入決定です。強度的に不安ならメルカリ出品~
更に10%軽いカーボン仕様もあるが、手ごろなアルミで十分ストイック(笑)
レース中でも修理ができるという情報から、おうちでマウンテンキングを分解、ヒモの交換をしてみました。よかったらご覧ください。
まとめ ストックごとに向き不向きがあります
レキ等二本で465g〜、カーボンディスタンスの二本265g、マウンテンキングの二本230gの比較。
マウンテンキングはトレラン的に腕を振ってガシガシ歩くのに最適で、強度、反発力があり、リズミカル。その分、ビリビリと響く感じ。手足配分率2:8くらい。
体重がかかるとしなるので、頼りになるというより、ボディバランスの手助け的に使うべきストック。しかし、腕が軽く、腕の力を推進力に替えられるので、飛ぶように歩けるのは快感。
お散歩を含め、一番出番が多いです。
カーボンディスタンスは軽さとしっかり感が同居する。軽いので、ストックがスイスイ狙い通りに突ける、ソコソコ太さもあるので荷重をかけても大丈夫な感じ。
長さはストックの持ち方で対応する慣れで、とても使いやすいオールラウンダーの印象。手足配分率4:6
レキ等、2本で500g弱クラスになると、脚の負担を積極的に腕力でカバーする登り方にシフトしても問題なし。
斜度がキツイ山、段差が大きい岩場、荷物が重たい縦走の場合はこのくらい重めのほうがストックを落ち着いて置いて、グッとカラダを支えやすい。
腕、肩、背筋までが筋肉痛になる。その分、脚の負担が減らせているわけで、効果を実感しています。手足配分率5:5
お店でモノがみられる方はある程度重さのあるザックでストックをついてうろうろしたほうが良いかもしれません。