表題のテントはネイチャーハイクのタガ-2、二人用のシングルウオールテントで1.2㎏強、お値段14,000円弱。ネイチャーハイクは誰もが怪しむ中華アウトドアメーカーの 雄と言っていいでしょう。
![ネイチャーハイクタガ-2](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/naturehike.jpg)
ご覧の通り、ホームページの画像をみると一見自立しているようですが、ペグダウンしないと自立しないんです。Amazon商品レビューにも何件か非自立式であったのを見落としたと出ていますね。₍タガ-2の私のレビューブログはコチラ₎
まあ、構造を考えれば大地に固定しなければこのポールで立つ訳がないのです。
実はコレに似た構造を持つテントを海外サイトで見たのですね。コレなんです。以下3画像はすべてtarptentホームページより
![](https://www.tarptent.com/wp-content/uploads/2018/09/dr2019_vest_open.jpg)
で、このDouble Rainbowはストックを使って自立ができるとあった。
![](https://www.tarptent.com/wp-content/uploads/2018/09/dr2019_free-standing.jpg)
![](https://www.tarptent.com/wp-content/uploads/2018/09/dr2019_free_standing_closeup.jpg)
コレは…似すぎ。タガ-2でもできる?実験開始!
![フレームザックとnaturehike taga2](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6694-1-1024x768.jpg)
という事で実験しました。ふつうにペグダウンして設営したtaga2で、翌朝自立式に変える実験。
ストックあります?140cmって、長いよ
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6672-1.jpg)
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6664.jpg)
伸縮式のMAX130㎝くらいまで伸びるカーボンストックでMAXラインを超えて…ギリギリ左右突っ張らせて固定すると…↓
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/IMG_6673.jpg)
反対側も同様にして…
タガ-2 ストックで自立成功!
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/image.png)
立ちました!ゆらーっとする、ちょっと頼りない自立ですけど(笑)、前室、後室の二ヶ所のペグなり、重しで姿勢は保てることが判明。それって自立とは言わない?
いや、ペグが使いにくいテン場では設営方法のひとつとして無駄ではない…ハズ。結局、最終的にストックの全長が何㎝だったのか、記録しませんでした。ごめんなさい。公称値130㎝のストックで足りたことは間違いありません。このストックの長さが意外と足らないかも。
自立後は移動が簡単にできるけど、地面の平面性が大事。
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/image-1.png)
自立はするけど、大地の平面性、ポールの収まりが悪いと傾きます(笑) 本体とフライ、ポールを受ける紐の長さ調節で良くなるかもしれないなと画像をみて思いました。
![](https://yamanobori.site/wp-content/uploads/2020/01/image-2.png)
ややトリッキーではありますけど、楽しい実験です。というか、ネイチャーハイク、これはパクってる?サイズ、重さ、スペックが近いですよね…
値段は半分以下なので、ワタシはネイチャーハイク推しですけど。
そもそも、ポールの構造はそれほど選択肢がない。なので、結果としてよく似たモノになっただけでしょう。きっと。