シルクインナーシーツをおうちで洗ってみました。シルク製品慣れしていないワタシは高価なシルクが縮んだりしてダメにならないか、ビビりながらのトライでしたが、慣れてみればお風呂に入るついでにできるようになりました。参考になれば幸いです。
もくじ
シルクのインナーシーツは手洗い?洗濯機?
いくらシルクに天然の防臭機能があるとは言え、限度があります。それはCOCOON社の山用シルクといえども臭くなります(笑) けっこう簡単に苦労せずにお洗濯できますので、安心してこまめに洗いましょう!
取説をなくしても大丈夫!洗い方は製品のタブにある
お洗濯ビギナーのワタシはシルク製品のお洗濯の経験がありません。インナーシーツの内側のタグのお洗濯表記をジロジロ。
ワタシのインナーシーツはcocoonの山用リップストップシルク製。素材表示はシルクだね。
その下のマークの意味が解らん(^▽^;)
ペロッとめくると英語表記が…

裏側にマークが分からない人用と思われる英語注意書き。
必死に訳す。
手洗いか、ドライクリーニング
冷水、分けて洗え
マイルドソープをつかえ、漂白剤は使うな
滴らせて乾かせ、絞るな。
命令形はホントにそれでいいのか、英語力の不安もあり、心配になる(笑)
念のためにホームページを確認!タグが見えないほど薄くなってしまった人も安心。ホームページを確認しましょう。
コクーン公式 山用シルクインナーシーツの洗い方

フムフム。タグに書いてある事が命令口調でないだけで同じでした。小さなタグだけで必要な情報は入っているのですね。安心いたしました。
マイルドソープって何?→おしゃれ用洗剤
英単語はGoogle検索で調べるのですが、マイルドな石鹸としか訳されないのでは意味がない。そこで、服飾学校卒の母に聞く「まいるどそーぷ?」なんじゃそれは?とう反応。聞き方を改め、「シルク製品を手洗いするのに適した洗剤」を聞いて、出てきたのがコレ。おしゃれ用洗剤でした。
ボンフル?古いデザインだなぁ…

ドライマークをご家庭で。オシャレ専用。
CMで聞いたようなフレーズ。毛、絹が書いてあり大丈夫そう。マイルドソープとはおしゃれ着用洗剤で、よさげ。同様の絹製品用を買ってくれば良いそうです(同、服飾科超OG談)コレが安くて評価が高い洗剤。

思いのほか安いので、ウール系の防寒着のためにも一本買っておくとよさげ。こちらを参考にいたしました。
どのくらい希釈するの?
洗剤の希釈率に注意
先日、どこかの酪農学科が作った加工肉から基準値を上回る添加物が検出されてしまった原因は、いつもと違うメーカーの添加物を使い、濃度が異なっていたためだそう。同量でいつも通りでもヤバい結果になってしまったわけだ。ウチのおしゃれ着洗剤は詰め替えて?使用法が切って張ってあったので、大丈夫?とやや心配ではあったが、指示通りで大丈夫でした。

30リットルに15ccとある。バケツを用意し、水道水10リットルに5㏄投入、15-20分漬けてすすぐ。
洗濯機はダメ。手洗い、漬ける
洗い桶に5cc計量し、約10リットル。

優しくもみもみ。絞るなというくらいなので、洗濯液に泳がせつつモミモミを3分程してみました。
15-20分放置し、2、3回水を入れ換えて濯ぐ。
黒い色が抜け、洗濯液が色が黒くなるかと思ったが、ほぼ変わらなかったです。
よく濯ぐ
洗面台でバケツに入れて濯ぐと、やや茶色っぽく色が出ていることに気がつき、念入りに濯ぐ。

ボタボタと滴るまま干す!陰干しがベスト
drip dry.Don't wring
滴らせ乾かせ、絞るな!を実行。この日は曇りでしたが、すぐに乾きました。
後日、シルクは日光に弱いと聞きました。陰干しの方が良いかもしれません…。タグには書いていませんけどね。登山で日光に弱いなんて使い物になりませんからあまり気にしなくていいかも?

通気を考えて吊りました。

ポタポタしてても薄いのですぐに乾きました。急ぐ方はバスタオルに挟んで吸わせてから干せば速攻で仕上がる。
まとめ 乾くとシワも伸びてキレイになったと実感できる

クシャクシャのシワが乾くと自然治癒で新品チックになったのはうれしい誤算。肌触りもさらりとし、洗ってきれいになったな実感。
やはり、登山で汚れたカラダが接しているインナーシーツは汚れます。夏は特に暑いから、素肌がインナーシーツに触れ、汚れが蓄積してる。寝袋は洗えないのだから、インナーシーツの使用が寝袋の寿命を延ばすというのも納得。