一般的に、アウトドアでも、ご家庭でも、お米は炊く前に少なくとも30分は水に浸し、米に水を吸わせてから炊くと良いですよと耳にすることが多いのではないでしょうか。
では、丸一日吸わせたりしたお米はどうなのでしょうか。
結果から言いますと、大丈夫でした。
ただし、水加減、コゲに少し気をつけてください。ポイントは順にお伝えします。
水の量はクッカーの端から中央まで棒を寄せて米が少し水面から出るくらいでも良いんです。。。という説明画像を撮ってから急遽お出かけ。
翌日、お米は水を全て吸って真っ白。
水に浸して翌日の米は真っ白。水がないほど吸ってる状態
このままでは沸くお水が少なくてこげるのではないかと思い、米の表面より少し水位が高くなるくらいまで足して炊飯開始。
米は1合、水は一般的な一合に対しての水の量(メスティンのリベット上まで)を24時間浸して、更に50mlくらい足している状態です。
バーナーはウルトラライトでお手頃価格なBRS-3000tにAmazonで購入した風防、ネオロスチタン風防をセットして試運転。
メスティンの自動炊飯ってできるのでしょうか?やってみましたブログ
五感を澄まして炊飯。コツは?
炊飯歴20年。散々失敗しているので多分大丈夫というカンが先行していました。
沸騰するまでは強火で行きます。すぐにグツグツと沸き、湯気がモウモウと立ちます。
中は沸騰状態になったわけです。
ここで、中火ー弱火に。
弱火にしないのは、弱火すぎるとコゲ臭いがわからないからです。
おコゲ臭がしたら、弱火にします。弱火にすればオコゲ臭は次第に収まります。
ここで、中のグツグツをお箸や、スプーンで感じておく。
まだ、お湯が湧いている状態で、炊きあがりにはお湯は残っていない状態になるので、グツグツがなくなるというのが見極めです。
弱火にしてから2-3分のときもあれば、5-6分でも寒さで足らないときもありますので、
クッカーのグツグツを感じられなくなるまでガマンです。
今日は自宅なので、気温もさほど寒くなく、3-4分くらいだったかと思います。
グツグツがなくなって、ピシピシという音が断続的に聞こえました(聞こえないことも多い)コレ、炊きあがりサイン。
ピシピシ音はクッカーの壁面からお米が剥がれる音?らしい。
蒸らすために、タオルでも良いのですが、私は保温ランチジャー 紙袋 ランチバッグにクッカーを天地返しにして15分蒸らします。
紙のランチバックは食材とクッカーを一緒に運べて、保温性もあるので重宝しています。
天地返しするのは底面にご飯が張り付いているのが、天地返しで剥がれ、蒸らしが進みやすいから。
ちゃんと炊けました。少しコゲましたけど(笑)
湯気が立っていないのはちょっと冷めたから。チンしてカレーを食べましたが、適度な具合で美味しかったです。
風防サイズに焦げ跡が付きました。この程度のコゲは簡単に落ちますよ。百均のもんじゃ焼きのコテでもそぎ落とせます。
コゲを減らす工夫として、一度沸いたら、火から外して蓋を開け、かき混ぜるというのも有名な手法です。
コゲが心配な方はやってみてください。
はじめからテフロン加工で焦げ付きにくいメスティンもあります。
まとめ!丸一日水に浸しても美味しく炊ける!
火加減の見極めはなんとなくおわかりいただけたかと思います。
そういえば。。。水加減、私、足したんですよね。そこはテキトーにやってみてとしか言えません。すみません。